♪ ページ5
「………」
そこまで打ち込んで、サ行のキーを押し続けている状態のまま、私の親指は動くのをやめてしまっていた。
手が、これ以上打つなと叫び、震える。
それは、
『これ以上自分で
味方を消すな』
という警告だった。
嫌いな人間、されど、友達(仮ではあるが)。
群れを成して行動していかねばならない人間に生まれた以上、誰かを敵に回すのはまさに自 殺行為そのもの。
友達と絶交するなど持っての他だ。友達がクラスであの子しかいない今、失えばまたあの日のようになってしまう。
私は早急に打ち込んだメッセージを全て消し、携帯電話の電源を切って枕に顔をうめた。
今日はもう、何もしたくない。
時計を見れば、すでに午前12時を過ぎていた。照明をリモコンで消し、布団を頭まで被る。
嗚呼、明日の学校生活もまた、憂鬱なものとなるのだろう。
「もう……人間なんて大嫌いだ。あの子も、私も。皆、皆……」
くぐもった重々しい私のその独り言は、柔らかな枕の中に。
そして、そのまま私の意識も深く、暗い脳の底へと沈んでいった。
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??nana??(プロフ) - ルルさん» はい、いいですよ！ 遅くなる場合もあると思いますが、ご了承ください… (2018年1月2日 11時) (
レス) id: c3b13c44d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - ??nana??さんありがとうございます！ 私はボールルームへようこそが好きなのですがその小説を作ってはもらえませんか?? (2018年1月2日 11時) (レス) id: 71aa072403 (このIDを非表示/違反報告)
??nana??(プロフ) - ルルさん» リクエスト私でよければ構いませんよ (2018年1月1日 9時) (レス) id: c3b13c44d9 (このIDを非表示/違反報告)
??nana??(プロフ) - ルルさん» いいえ、気にしないでください。大丈夫ですよ！コメントしてもらって嬉しかったです！ (2018年1月1日 9時) (レス) id: c3b13c44d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - ??nana??さんすみません妹ユナのスマホを使ってコメントしてしまったのでIDが多分ユナと同じになってしまいました。本当にすみません！ (2018年1月1日 9時) (レス) id: 71aa072403 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nana | 作者ホームページ：nana'sホームページ
作成日時：2017年9月23日 16時
