リクエスト デート ページ20
「Aー、もうそろそろ時間じゃないのー、駿君待ってるわよー」
「はーい！！」
うーん、どっちにしようかな‥‥
さっきからベッドの上には服が散乱してる。
よし、取り敢えずこれでいっか！
私は白いレースの七分丈のトップスと、淡い水色のジーンズを着た。
そして髪型を整え、軽ーくメイクもして、小さめのリュックを持つ。
「お待たせー！」
勢いよく階段を駆け下り、下のリビングで待っている駿の元に向かった。
「ごめんねー待たせて。どうよ、この服。」
私が2時間かけて選んだ服、似合ってるかな。
「‥‥お前遅すぎ！どれだけ待たせるんだよ。」
‥‥服についての感想は言って貰えなかった。
Σ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ
駿ｓｉｄｅ
「あら駿君、いらっしゃい。ゴメンねー、A、まだ準備終わってないの。中に入ってて。」
日曜日。空は雲一つない晴れ晴れとした青空で、ときどき吹く風が心地いい。
「おじゃまします。」
今日はAとの初デートだ。
‥‥A、早く来てくれないかな。
だって、
「まさかAと駿君が付き合うなんてねぇ、人生何が起こるかわからないわねぇ、それにしても駿君、かっこよくなったわねぇ、身長も高いし、Aにはもったいないくらいイケメンさんよ。」
と、さっきからAのお母さんにニヤニヤしながらいろいろ言われてて。
「青春ねぇ〜！うふふ！」
顔が赤くなっていないか、心配だ。
そのとき、
「お待たせー！」
Aは勢い良く階段を駆け下りてきた。
「ゴメンねー、待たせて。どうよ、この服。」
正直言って物凄く可愛い。
いや、綺麗だ。
ほんのり化粧をしているのか、大人っぽく見える。
でも、後ろでAのお母さんがニヤニヤしているのが目に浮かぶから、ここでは言えない。
「‥‥お前遅すぎ！どれだけ待たせるんだよ。」
素直になれなくてこんな言葉が出てきた。
「‥‥じゃ、Aお借りします。」
「はいはーい、楽しんできてねー♪」
バタン
ドアが閉まると、Aが不満そうに言った。
「何よー、せっかく選んだのに‥‥」
あー、もう！
「似合ってるよ！これでいいか！？」
俺は少し赤くなりながらも言った。
「あ、ありがと。」
Aも赤くなりながら返した。
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あや - ミナさんの小説とても面白くて大好きです！本当にありがとうございました!これからも読ませていただきます！ (2020年5月29日 11時) (
レス) id: c76ac59f23 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 同じ名前の方が作者さんだったのでなんとなく読んでたらすごいキュンキュンしました、ニヤニヤ止まらない (2019年4月2日 3時) (レス) id: 290d7994a1 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 緩芳さん» やっとテストが終わって‥‥更新できます！多分(笑) 両立できるように頑張ります！ (2018年5月27日 20時) (レス) id: bbafda29f4 (このIDを非表示/違反報告)
緩芳 - テストお疲れ様です！大変ですよね。よく分かります。これからも、勉強と更新頑張って下さい！！ (2018年5月27日 12時) (レス) id: c0887ec13b (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - まぃりぃさん» ありがとうございます！(^▽^)/ これからも頑張ります！ (2018年4月30日 11時) (レス) id: bbafda29f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ x他1人 | 作成日時：2018年3月8日 21時
