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『三井さんも戻って来てたんですか、そうなんです。
授業がどうのこうの言われてしまいまして』
三井「授業ならしょうがないな、オレたちは必ず勝ってくるぜ！！」
『ふふ、赤木先輩にも同じこと言われました！』
最近、バスケ部員に限れば普通に話せるしスキンシップだってとれる。
流川やリョータとは普通に1on1も出来たし、私は着実に元に戻っていってる。
三井「よし、赤木。リバウンド飛んでくれ！」
膝のサポーターをしっかりと巻き、準備万端な様子で赤木先輩を誘った三井さん。
それにつられるようにしてリョータは流川と、花道は安西先生・彩子と共に練習するようだ。
別に今は部活の時間でもなんでもない、ただの自主練だから私は傍からみんなのことを見ていた。
「センパイ、久しぶりですね。」
そうそう、先ほど花道が怖くない理由として考えていたウチのひとり。
『洋平クン、お久しぶりです』
「敬語なんていーのに(笑)」
『それもそうかも、しれないね』
水戸洋平クン、私の命の恩人と言ってもいい。
"あの時"意識を失っている私を薄暗い路地裏から見つけ出し、助けてくれた子なのだ。
「あれからどー？調子とか色々。」
彼は私よりほんの少しだけ身長が低く、ほぼ目線が同じなため話していてとても安心する。
一個下の弟がいたらこんな感じだろうか、なんて考えてみたこともあったかも。
『最近は、調子いいよ。
バスケットもまた出来るようになったんだ』
近況を伝えると、洋平クンは目を丸くした。
「もうバスケ出来るようになってんだ！」
やったな、と自分の事のように喜んでくれて、それがとてもくすぐったかった。
ﾊﾟｽﾝ
桜木「ハッ、！？！！
見たかよーへー！！！Aサン！！！
今の天才の完璧なシュートを！！」
少し離れたリングの下で花道が何やら盛り上がってこちらに話しかけてきている。
横目で様子を伺っていたぐらいだったけれど、そんな半端な見方でも分かるぐらい今のはまぐれシュートだった。
『よーへークン、今のは……』
「んー、まぐれだよね…？」
2人で顔を合わせて笑ってしまった、花道は今、洋平君の前でシュートを入れたことがとても嬉しいんだろう。
『ナイッシュー花道ー！』
「今の良かったんじゃないか〜！」
『……洋平クン愛されてんね』
「だったら嬉しいっスね。」
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HAL(プロフ) - ネコさん» ネコさんありがとうございます…、気づいた時めちゃ声出ました、、音で覚えてちゃ行けないですね……！！！ (2023年1月28日 14時) (
レス) id: dd7884e58b (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - いつも楽しく読ませてもらっています。面白いです、藤真さんのまは、真じゃないでしょうか？間になっていますよ。更新楽しみにしています。 (2023年1月28日 11時) (レス) id: 424c5bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2023年1月21日 19時
