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「あれ、Aジャン。」


あの後、アヤコを探して学校内をブラブラしていたが結局見付からず体育館へ向かった。

そうして体育館に続く廊下を歩いている時に声をかけられたのが今だ。

『リョータ、どうしたの?』

「見つけたから、にしてもAこそどうしたんだ?」

『彩子探してたんだけど、学校内いなかったから体育館(ココ)かなって思って来たの。
リョータ、今からまた動くの?』

「モチロン!
今日勝ったとはいえ、やっぱり休んだ分の身体の鈍りが出てるし」




重たい扉を開き体育館へ入ると、そこには彩子、赤木先輩、安西先生、花道、流川がいた。


宮城「お、アヤちゃん!」

彩子「何よ、試合後にしては元気ねーアンタ!」



流川「!!Aさん!!」

『流川も戻ってたんだね』


桜木「Aサン!俺もいます!!」

『花道も、これからまたシュート練?』

桜木「ソウです!
天才桜木、次こそAさんもビックリのシュートをお見せしましょう!!!」

なんてガハガハ言ってる、ホント見れば見るほど可愛い後輩だ。

赤い髪にリーゼントなんてガラが悪いにも程があるけれど、不思議なことに彼には恐怖心を抱いたことかない。




それと他にも、花道は大丈夫だと思うことには理由があって………


「お、やってるやってる!」

「ハナミチ!今日オマエ退場したんだってな!!」


桜木軍団と呼ばれている花道のお友達、その内の一人は私にとってかけがえのない人だった。




『(っ、じゃなくて!!
私は今日先生たちに試合に行けないことを報告しないと)

安西先生に赤木先輩、それに彩子も、今ちょっと時間良いですか?』


3人は快諾してくれた為、先程先生から言われた内容を説明する。

『すみません
私も現地へ行ってみんなの様子見ていたいんですけど…』


赤木「教員から言われているのなら仕方がない、安心しろ。必ず決勝リーグへの切符を持って帰ってきてやるさ」

安西先生「そうですね、安心して勉強に励んでください」



彩子「会場にアンタがいないのは寂しいけど、そんな事も言っていられないものね。
ま、記録もビデオもしっかりとるから、アンタはあたし達の分のノート宜しくね!」


ウインクをしながら明るく振る舞うアヤコ、本当に良い友達を持ったなぁ、なんて考えていると後ろから少し特徴的な深みのある声が聞こえてきた。





「何だ、湊試合来ないのか?」

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HAL(プロフ) - ネコさん» ネコさんありがとうございます…、気づいた時めちゃ声出ました、、音で覚えてちゃ行けないですね……!!! (2023年1月28日 14時) (レス) id: dd7884e58b (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - いつも楽しく読ませてもらっています。面白いです、藤真さんのまは、真じゃないでしょうか?間になっていますよ。更新楽しみにしています。 (2023年1月28日 11時) (レス) id: 424c5bcf0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HAL | 作成日時:2023年1月21日 19時

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