No.46 ページ4
稔side
千珠「確か僕達の出会いって」
稔「確か___」
ー俺が16の時だったかなー
__ __ __ __ __ __ __
稔「…はぁー…眠……」
今日は特に疲れた。まぁ彼奴らの元気な姿が観れて良かったけどな。
俺は自宅に足を進めていると、近くで女の声と、男の声がした。
おいおい、こんな夕方に誘拐かぁ?
そう思いつつそこに行くと、
稔「……初めてみた」
お菓子につられてる高校生なんて←
そう。俺の目の前では、菓子につられて誘拐されかけている女がいた。しかも高校生ぐらいの。
?「おじさん達本当に僕がついて行ったらお菓子くれるの⁈」
男「あぁ。ちゃんと逃げずにおじさんと一緒に来てくれたら、好きなだけお菓子を買ってあげよう。」
?「やったー!」
稔「……」
どうしよう。この状況。←
稔「おいおっさん。まだ明るい時間にこんな事すんなよ。」
とりあえず助けようと思った俺は、女を庇うように男と女の間に入り込んだ。
男「だ、誰だお前!」
稔「そっくりそのままあんたに返すわ」←
?「なんで邪魔するの⁈退いてよお兄さん!」←
稔「阿保かあんたは」←
最近の世の中の人は物騒な人ばっかりだっつうのに…
男「ちっ!手前が誰だろうとどうでもいい!手前も一緒に道連れだ!」
そう言いながら懐に仕込んでいたスタンガンを取り出し、こちらに走ってきた。
稔「遅い。」
俺は男の腕めがけて蹴りをかまし、体勢を崩したところで足を引っ掛けて倒させる。
すると男は「ぐはっ!」と呻き声を漏らし、そのまま気絶した。
さてと、此奴を警察に届けるか。
?「うわー!お兄さんすごいね!」
稔「どうも(棒)。こいつ俺1人だと運べねぇから、手伝ってくれ」
?「わかった!」
そこからは早かった。徒歩1分で着く交番におっさんとスタンガンを引き渡し、今は女を家まで送っている。
また誘拐されかけたらシャレになんないからな…←
稔「ところであんた、名前は?」
?「僕?僕は千珠!月影千珠だよ!よろしくね!」
稔「あぁ、よろしく。」
千珠「君は?」
稔「俺は雪斑稔だ。よろしくな」
千珠「よろしくね稔!」
その後すぐ千珠の家に着き、俺は自宅に帰った。
・ ・ ・ ・ ・ ・
「稔って男の人なの?」
「?いや、俺は(一応)女だが…」
「え⁈」
__________
もうなんだこれ
愉菜よろしく
No.47→←愉菜のせってー!(名前と歌い手名だけ覚えておいたら大丈夫です。)
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作者名:愉菜、夜響、美有 x他1人 | 作成日時:2019年6月19日 19時