アヤノの悪戯理論・・・?(IYU) ページ26
シンタローside
あぁ・・・
今日もつまらない一日が始まるのか。
なにをするわけでもなく、なんとなく過ごす一日が。
高校へと続く道のりを無表情で歩く俺は、如月伸太郎。
シン「・・・今日は遅いな・・・」
ボソリと呟く俺を避けて歩く通行人。
通常は心が折れる。
しかし、しかしだ。ここらへんでいつも「シンタロー」と叫びながら俺に体当たりしてくるアヤノが今日は来ないのだ。
少しくらい心配するのが友達ってものだろう。
大体、これまで一度も学校を休んだことの無いアヤノだったら、なおさらだ。
など、アヤノの心配をしているうちに学校に着く。
いつもどうりに教室に入るといつもどうりクラスメートが話に花を咲かせていた。
・・・いや、違う。
何故、クラスメートが泣いている?
何故、俺を気の毒そうな顔で見る?
ナゼ・・・、ナゼ、アヤノ ノ ツクエ ニ ハナ ガ オイテアル?
シン「お・・・おい?なにがあったんだ?」
目の前に写るものを現実として受け取れず、近くに居た女子に話しかけた。
女子「アヤノちゃんが・・・、アヤノちゃんが屋上から、飛び降りたって」
涙を流しながら、信じられないことを言う。
シン「・・・は?」
嘘だろ?
嘘にきまってる。
いつのまにか俺は走り出していた。
『廊下は走らない』なんて知ったこっちゃない。
屋上へと続く階段を駆け上がり、ドアを開ける。
そこには、折鶴がおいてあった。
それを手に取ると、三桁満点の答案で折ってあるのが分かる。
俺の目から、涙が溢れ出す。
シン「うっ・・・アヤノ・・・アヤノぉ・・・」
? 「どうしたの?」
・・・ショックのあまり、俺は幻聴が聞こえるようになってしまったのだろうか?
声がしたほうを振り向くと、そこにはアヤノの姿があった。
幻聴どころか、幻覚まで・・・
いや、幽霊の可能性も捨てきれない。
アヤ「あのね・・・騙してごめんねシンタロー。クラス全員で考えた悪戯なの。」
シン「は?」
いやいやいや、今のこの現状がよく分からない・・・
結局、アヤノは生きていたのか・・・?
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
シン「っていう、夢を見たんだ。」
カノ「ついに、シンタロー君も末期だねwwwクラス全員を巻き込んで悪戯とかありえないから。
しかもシンタロー君にwww」
シン「だよな・・・」
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IYU - のとうさん» あの・・・突然ですが、リクエストないですか?ネタ切れで・・・ (2014年4月6日 20時) (レス) id: b3b1243028 (このIDを非表示/違反報告)
のとう - はい!そーゆーことですwww (2014年4月3日 14時) (レス) id: 100630c670 (このIDを非表示/違反報告)
IYU - 超!頑張れってことですね!? (2014年3月31日 22時) (レス) id: b3b1243028 (このIDを非表示/違反報告)
のとう - そうです!全力で!! (2014年3月31日 14時) (レス) id: 100630c670 (このIDを非表示/違反報告)
IYU - 頑張ります!!!全力で!!! (2014年3月28日 22時) (レス) id: b3b1243028 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YONA&IYU | 作成日時:2013年7月14日 18時