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キライ2 ページ19

鹿野修哉?


『悪い。全く記憶にない』


カノ「ええ!?なんで!?」


なんでとか言われても...。


『で...その、鹿野修哉とやらが、私にどんなご用事で?』


いつものように、私はきく。


うちの制服着てるしな。


本当に覚えがない。


こんなやつ、うちの学校にいたか...?


カノ「ああ、今日転校してきたんだ!で、この学校を探してるんだけどさ...あれかな??」


目の前にある私が通う学校を、鹿野修哉は指差した。


転校生ですかい!


どうりで覚えがないわけだ。


『この高校、私が通ってる学校だけど』


カノ「え!そうなの!?じゃあさ、職員室に案内してよ!」


別にそれほど驚くものでもない。


職員室に案内だって?


あとで面倒だな。


『悪い。誰かに頼んでくれ。じゃ』


カノ「さっきから『悪い』ばっかだよ!?
ねえお願い!Aちゃんしか知ってる人いないんだよ!」


『いや。私は、全く覚えがないんだって!』


いやいや、まてまて。


この猫目、この性格.....覚えがないこともない。


でも.................


『玄関入って右まっすぐ!!!』


そして私は逃げる。


遠くで『待って』って聞こえた気がしたけど...もういい。



私といると、鹿野修哉もなんか言われる.....。




玄関についた。


私は、いつものように上靴にはきかえ........れないな。


まったく。今度はどこに隠したんだ?


辺りを見回す。


上か?


ないな。


他の下駄箱はどうだろう。


あ、あった。


3年4組の下駄箱の、一番下のところだ。


『はっ』


くそ、うぜえな。


まあいいか、慣れてる。


上靴にはきかえ階段を上がる。


女1「うっわ。今日も来たよ?」


女2「まぢ消えろよ。ブスのくせに」


女3「家いてもすることないんだよ、独りだから!」


女2「あはははは!かわいそ」


こいつらの横通るのか...。


ああ、吐き気がする。


女4「死ねよ」


あ、ヤバイ。


違う意味でストレスたまる...。


そりゃね。


死ねるもんなら死にたいよ、こっちも。



私へのいじめが始まったのは、今から二ヶ月くらい前。




「い、いま...目、赤く光って.....」


「そ、その瞬間にさ...もの、浮いたよね!?」


『光ってないよ?』


「..........いこ」


「うん...」


『ちょっと、待ってよ!ねえ!!』




こんな不思議なことから始まったんだよね。


いじめが。

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IYU - のとうさん» あの・・・突然ですが、リクエストないですか?ネタ切れで・・・ (2014年4月6日 20時) (レス) id: b3b1243028 (このIDを非表示/違反報告)
のとう - はい!そーゆーことですwww (2014年4月3日 14時) (レス) id: 100630c670 (このIDを非表示/違反報告)
IYU - 超!頑張れってことですね!? (2014年3月31日 22時) (レス) id: b3b1243028 (このIDを非表示/違反報告)
のとう - そうです!全力で!! (2014年3月31日 14時) (レス) id: 100630c670 (このIDを非表示/違反報告)
IYU - 頑張ります!!!全力で!!! (2014年3月28日 22時) (レス) id: b3b1243028 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:YONA&IYU | 作成日時:2013年7月14日 18時

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