第88話：1人にするんじゃ ページ3
ｲﾙｷﾞ「短剣っつってもなぁ…。」
色々あるし。
ハク?
ハクとはもう10分くらい前にわかれた。
10分前…。
ﾊｸ「イルギ。」
ｲﾙｷﾞ「ん?」
ﾊｸ「…師匠に頼まれたやつ、見に行かなくていいのか?」
ｲﾙｷﾞ「ああ…そーいやそんなのを頼まれてたよーな…」
ﾊｸ「忘れんなよ;;;」
いや、でもこいつ1人にすると
騒ぎ起こしそうだし…。
そしたら一緒にいた俺がユンの奴に色々言われるし…。
ﾊｸ「騒ぎなんて起こさねーよ。」
ｲﾙｷﾞ「…ハク様心を読めるんですね!凄いですね!!」←
ﾊｸ「わざとらし。」
ｲﾙｷﾞ「わざとだし。」
「「……。」」
ｲﾙｷﾞ「いいか。絶対騒ぎ起こすなよ。」
ﾊｸ「おう。お前こそあやしー店入んなよ。」
ｲﾙｷﾞ「入るわけねーだろ!!」
…まあ、
こいつなら…大丈夫だよな…?
ｲﾙｷﾞ「じゃあ俺は武器屋見てくる。」
ﾊｸ「ああ。」
それで今に至る。
店の人「若いの。何かお探しかい。」
ｲﾙｷﾞ「ああ…ちょっと。これくらいの短剣を。」
店の人「そうかい…。なら、これなんかどうだい。」
…ふーん…。
結構いいやつじゃんか。
いや、でも高そうだな…。
店の人「安くしとくよ。」
ｲﾙｷﾞ「…じゃあ。」
店の人「毎度。」
おし。
これでA様に頼まれたものは買ったし…。
ｸﾞｲｯ
ｲﾙｷﾞ「おわｯ」
って、なんだ。
ハクじゃねーか。
ﾊｸ「帰るぞ。」
ｲﾙｷﾞ「は?帰るって…
まだ食いもん買って((ﾊｸ「見つかった」馬鹿やろー」
見つかったって…。
やっぱこいつ1人にするんじゃなかった…。
ｲﾙｷﾞ「ユンに怒られっぞ。」
ﾊｸ「仕方ねーだろ。」
ユンどころかA様にも怒られるわ。。
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作者名：琉風 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/adfsi/
作成日時：2015年8月12日 12時
