第42話：そんな気じゃなくなった ページ19
翌日
ﾖﾅ「んん…。」
貴「っ!ユン、イルギ!ヨナ、目を覚ましたよ!」
ﾕﾝ「看病ご苦労様。後は俺に任せて。」
貴「わかった。」
ｲﾙｷﾞ「ヨナ姫、やっと目を覚ましたんですか。」
……なんで残念そうなの笑
貴「何か残念そうね。」
ｲﾙｷﾞ「……俺はそんな腹黒くねーですよ。」
どーだか←
貴「私、外行ってくる。イルギも来る?」
ｲﾙｷﾞ「……それじゃあ。」
貴「ﾌﾌｯ じゃあ行きましょう。」
貴「お散歩も楽しいわね♪」
木々のさえずり――――小鳥のなく声――――――。
ｲﾙｷﾞ「そーですか?」
……。
貴「貴方のせいで私の美学が崩れ去ったわ。」
ｲﾙｷﾞ「はー?美学?なんだそりゃ。」
貴「…まーいいわ。もう戻る。」
ｲﾙｷﾞ「今来たばっかですよ!?!?」
貴「貴方のせーでそんな気分じゃなくなった。」
ｲﾙｷﾞ「。」
貴「ただーいｍ…。」
ｲｸｽ「;;;;;;;;;;;;」
ﾕﾝ「馬鹿じゃないの。そんな簡単に喋って隠れ住んでる意味ないじゃん。」
貴・ｲﾙｷﾞ「「……。」」
貴(……イルギ、もう少し散歩しましょうか…?)
ｲﾙｷﾞ(あー…そうですね…。そうしましょう。)
私とイルギは目で会話をした。
ﾕﾝ「ちょっとお二人さんどこ行くの。」
貴(ギクッ
貴「いやぁーちょっと散歩にー。」
ﾕﾝ「今帰って来たよね。」
貴「はいすみません」←
ｲｸｽ「僕は、神様の声をみんなに伝えるのが仕事。
この世界のあらゆる事を神様に教えてもらうんです。」
ﾕﾝ「なーにが仕事だよ。
金も稼いでないくせに。毎日祈ってるだけじゃん。」
貴「まぁまぁ。イクスはそれが仕事なんだからー。」
ｲｸｽ「Aちゃぁ〜ん!!」
貴「ユンの言う事にも一理あるけど。」
ｲｸｽ(ガクッ
ﾕﾝ「大体、神の声なんて胡散臭い事言ってるから
城から追い出されたんでしょ。」
ﾖﾅ「どうして追い出されたの?」
貴・ﾕﾝ・ｲｸｽ・ｲﾙｷﾞ「「「「っ!!!」」」」
ﾕﾝ「……呆れた。」
ﾖﾅ「えっ…。」
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作者名：琥珀 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/adfsi/
作成日時：2015年4月6日 9時
