第26話：ユンの初恋相手＊ｲﾙｷﾞSIDE ページ2
？「ここです。中に入ってください。」
連れて来られたのはある家だった。
？「ユーンく〜ん!!」
そこにはちっさい女の子がいた←
ちょっと待てよ、くんって事は…男か←
ﾕﾝ「何だよ…って、めんどくさ!イクス、なに人連れてきてるんだよ!!」
なるほど、この白い服きた奴がイクスだな。
んで、こっちはユン…。
ｲｸｽ「そうじゃなくてー!この子!Aちゃん!!!」
ﾕﾝ「はぁ?Aがいるわけないじゃん。そもそも、あんた誰。」
…ユンも姫様の事知ってるのか。
ｲﾙｷﾞ「俺はイルギ。A様の従者だ。」
ﾕﾝ「っ!?…って、事…は…。その抱いてる子、もしかして…」
ｲﾙｷﾞ「ああ。A様だ。」
ｲｸｽ「ね、言ったでしょ?」
ｲﾙｷﾞ「で、Aの手当てしてくれるんだよな。」
ﾕﾝ「手当て?」
ユンは首を傾げた。
ｲｸｽ「Aちゃん、毒蛇に噛まれたんだ。」
ﾕﾝ「は!?!?早く手当てしなきゃだめじゃん!!」
ｲﾙｷﾞ「ああ、頼んだ。」
俺がAを寝かせるとユンはすばやく治療を始めた。
ｲﾙｷﾞ「…ユン…なんでA様を知ってるんだ?」
ｲｸｽ「ユンくんは、Aちゃんに助けられたんです。」
ｲﾙｷﾞ「助けられた?」
ｲｸｽ「はい。幼い頃、ユンくんは空腹で死にそうになったんです。
そこにAちゃんが来て…食べ物をたくさんくれたのです。」
いつの話だ?
そもそも…A様、外に出てたのか?
ｲﾙｷﾞ「それだけか?」
ｲｸｽ「それだけって…。すごくありがたい事なんですよ?
……それと、もう一つ、理由があるんです…。」
ｲﾙｷﾞ「何だ?」
ｲｸｽ「言ったらユンくんに怒られちゃいます。絶対言わないでくださいよ?」
ｲﾙｷﾞ「ああ。」
ｲｸｽ「Aちゃんは…ユンくんが一番心を開けた相手で、
初恋の相手だったんです。」
ｲﾙｷﾞ「はぁぁ!?!?」
ｲｸｽ「しーっ。もし、Aちゃんがあの時
ユンくんに食べ物をあげてなかったら、今の彼はいないんです。
今ユンくんが生きていられるのは、Aちゃんのおかげなんです。」
…もし、ユンが死んでたら…頼れる人はいなかったって事か
〜〜〜
おおー！
あらすじだけしか書いてなかったのにお気に入りが２３人も！！
私は昨日中学の入学式＆始業式でした！
なので今日から学校あります
更新はのろのろになるかもです…;;;;ごめんなさい
できるかぎり頑張ります
評価おねがいｓ(((
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作者名：琥珀 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/adfsi/
作成日時：2015年4月6日 9時
