その執事 値踏 ページ27
ロンドン・街中…──
私達はセバスチャンが手綱をとる馬車で街を回っ
た 五軒ほどお店を見て回りとても楽しかった
貴)「次はシエル様のお知り合いのお店ですね」
シ)「シエルでいい…」
貴)「え?」
シ)「シエルで…名前で呼んでくれて構いません」
貴)「いや そんな(・・;)!あなたはシエル・ファン
トムハイヴ卿…そんな高貴な方を呼び捨てにでき
ません!」
シ)「それなりの身分であることはあなたも同じだ
それに…1ヶ月も共に暮らすんだ…客人にいつま
でもよそよそしくされていたら僕も落ち着かない」
貴)「…そう言うことなら…^^」
シ)「良かった…」
あ…今 口元に微笑が浮かんだ
やっぱりシエルs…シエルはまだ13歳…ちょっと
微笑みが浮かんだだけでもいつもの厳格な近寄り
がたい雰囲気とはうって変わって幼く可愛らしい
印象になる気がする
貴)「じゃあ私のことも名前で呼んで下さい^^」
シ)「! A様は女王陛下の客人…呼び捨てなど…」
貴)「良いんです^^我が儘だと思って聞いていた
だければ(*´∇`*)」
シ)「では…//」
馬車が止まった
國)「到着したようです」
貴)「どんなお店だろ((o(^∇^)o))」
シ)「先に言っておくが…あまり期待しない方がいい」
貴)「? どういu…」
私の言葉を遮るように馬車の扉が開いた
セ)「ご到着です」
セバスチャンが私に手を差し出す
貴)「ありがとう…ございます^^//」
セ)「^^」
次にシエル…最後に國が降りる
アンダー テイカー
<Under Taker>…?
セ)「坊っちゃんのお知り合いが経営なさっている
葬儀屋さんです」
貴)「葬儀屋( -_・)?」
シ)「薄気味悪いからな…奴もこの店も(-_-;)
入るか?………A」
國)「どうなさいます?お嬢様…」
貴)「……入るよ ちょっと好奇心が(´∇`)」←
シ)「じゃあ行くか 準備しておけセバスチャン」
セ)「かしこまりました」
貴)「( -_・)?」
準備??
國)「…」
<セバスチャンsaid>
國)「…」
セ)「…」
國さん…大分力を消耗しているようですね
──『今晩は 私がお嬢様の周りに結界を張って寝ます』
ただでさえ長年“本来の食事”をせず一晩中力を
使い続けるという無茶…しかしそれは私が坊っち
ゃんに仕えているのと同じ
シ)「行くぞ 準備しておけセバスチャン」
セ)「かしこまり」
貴)「準備??」
セ)「…」
────A様にはそれだけの無茶をしてお守りする価値がある
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yomi - シエルさん» コメ感謝です(^∧^)分かりました(*´∇`*)←でも御名前 良いと思いますよ(`・ω・´)d☆←← (2014年1月23日 20時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
シエル - 面白かったです! あ、シエルって名前は、気にしないでください!! (2014年1月22日 19時) (レス) id: 6ec647f8b3 (このIDを非表示/違反報告)
yomi - え!?…5000hit(・_・)?嘘やん←w 皆さん本ッッ当にありがとうございます(*´∇`*) (2014年1月18日 23時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
yomi - えええ!!!?(;´д`)hit数が2000を越えた!?読んでくれた方ありがとうございます!!!・゜・(つД`)・゜・← (2014年1月18日 14時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
yomi - りあずさん» ありがとうございます!國が死ぬの早すぎたかな~と心配でしたがそう言って頂けると安心です(*´∇`*)これからもよろしくお願いします(。・ω・。)ゞ (2014年1月18日 11時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒妃 | 作成日時:2013年12月28日 11時