夜廻74.大鏡 ページ47
黒龍様が描いて下さいました!
なんて美麗な夢主!見てみてうちの子こんなに美人((
ほんとにありがとうございました!
他にも届いているのですが、複数の載せかたが分からないので、次のページの載せます!
(これも載せかたがよく分からずよく分からない
方法で載せました)
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「知っている‥‥とは、どういう意味かな?」
『というか‥‥多分あれ、私の異能力かもしれ
ません』
そう告げると、藤色の瞳がギラリと光った
「‥‥一つ聞くけど、仮にそうなら、わざと
やってるんじゃあ、ないよね?」
その威圧感にすくみあがりながらも、私は必死に言葉を発する
『それは絶対にないです!
だってエリスは‥‥』
その続きは、言えなかった
私はなんと言おうとしたのだろうか
そもそも何て言えばいいのだろうか
その言葉に続く、正しい言葉はなんなのだろう
「‥‥愚問だったね
謝るから、そんなに泣きそうな顔をしないで
おくれよ
私は、君のその顔に弱いんだ」
森鴎外さんの優しげな声に私は歯を食い縛る
「もしかしたら、異能が制御できていないのか
も知れません
それなら説明がつきます」
中原さんが仲裁に入る
森鴎外さんはふむ、と手を顎にかけた
「Aちゃん。今までにもこんな事はあった
のかね?」
『いえ‥‥こんなの初めてです』
森鴎外さんは考える様な仕草をする
「ある日いきなり異能力が暴走するという
ケースもあり得ない話じゃない
中也君の言うとおり、そうでもなければ説明が
つかないからね」
「しかし首領。Aに制御できないとなると
解決が難航します
俺達はこの部屋には入れませんし‥‥」
考え込む二人に、私は恐る恐る声をかけた
『あの‥‥一つだけ、対処方があります』
ばっと此方を向く二人に思わず身を固くする
「手前‥‥それ、本当か?」
『はい。本当です』
あの鏡は恐らく「大鏡」
二年前にも戦った事のある夜の者
だから、対処方なら分かる
『あれが私の異能力なら、私はきっとこの部屋
に入れます
だから、お願い
エリスのこと、私に任せてくれませんか』
「それは、君は大丈夫なのかい?」
『‥‥‥え?』
森鴎外さんは苦笑した
「あのね、君は気付いてなかったかも知れない
けど、さっきのAちゃん、酷い顔をして
いたよ
‥‥あの鏡に、悪い思い出があると予想するの
が簡単な位にはね」
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りんず(プロフ) - ユイさん» ユイ様、コメントありがとうございます!そう言って頂けると嬉しいです! (2018年4月8日 10時) (レス) id: f93fc47876 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - おもしろかったです (2018年4月8日 1時) (レス) id: e31a251f71 (このIDを非表示/違反報告)
りんず(プロフ) - 「名もなき贖罪の銃士の少女」さん» ありがとうございます!(^-^) (2018年4月4日 20時) (レス) id: f93fc47876 (このIDを非表示/違反報告)
「名もなき贖罪の銃士の少女」(プロフ) - 良かったです!これからも頑張って下さい! (2018年4月4日 20時) (レス) id: bb589a0fac (このIDを非表示/違反報告)
りんず(プロフ) - 「名もなき贖罪の銃士の少女」さん» 「名も無き贖罪の銃士の少女」様、イメ画ありがとうございます!とっても嬉しいメッセージまで添えて頂いて、にやけそうになりましたが、自分で足を踏んづけてこらえました((近々載させて頂きます!本当にありがとうございました! (2018年4月4日 20時) (レス) id: f93fc47876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんず | 作成日時:2018年3月16日 19時