episode.33 ページ34
side 翔太
渡「準備できた？」
目「大丈夫っす」
ほとんど何も無い荷物を持って
目黒はソファーから立ち上がった
目「翔太くん」
渡「ん？」
明日のスケジュールに目を通してると
その手帳をぱっと目黒にとられた
渡「あ、おい。返せ」
目「今日付き合ってください」
渡「は？」
目黒はスケジュール帳に目を落としてから
目「明日午後からっすよね。宮舘さんのとこ、行きたいです」
時刻はもう22時
今日車なんだよなぁ、って
でもまぁ、今朝の目黒の様子を見て
放っておける訳もなく
渡「遅くても1時にはお店出るからな」
そう言うとよっしゃ、と分かりやすく笑う
また目黒を先に送ってから1度車を置きに家に帰り
タクシーで涼太のお店に向かった
一人でいる間、阿部ちゃんとの会話を色々思い出した
もちろん、木村さんに関すること
それに、阿部ちゃんと木村さんが付き合うきっかけを作ったのも
どうやら俺だったらしい
宮「お。翔太」
渡「おー、」
宮「目黒くん、個室に通しておいたから」
きっと目黒からなんとなく雰囲気を感じて
そんな気遣いをしてくれたんだと思う
涼太に言われた場所に行き扉を開けると
俯きながら酒を飲む目黒がいた
渡「よ」
目「あ、翔太くん、」
目黒の目は、朝のようにぼんやりして憂鬱そうで
仕事中、だいぶ堪えてたのが今になって分かった
渡「一応明日も仕事だから、やけ酒はすんなよ」
目「俺そんな飲めないっす笑 ...、はぁ、」
目「いや、俺、本気で好きなんです。名前さんのこと」
目を合わせずに下を見る目黒
そんなの分かってる
こんだけ目黒を一喜一憂させてる女なんて見たことないし
そもそもこんなに情緒不安定になる目黒を見たことすらない
渡「あのな目黒」
目「説教なんて今日は聞きたくないです」
渡「ちげぇよ。......木村さんの話、俺にもさせて」
不思議そうに俺を見て
なんすか？って
渡「俺、木村さんの彼氏と友達だった」
目「.........、え？」
渡「なんとなく木村さんに見覚えあってさ。写真見せてもらったことあったからだった」
─────────────────────────
更新遅くてすみません(._.)
おなまえの変換のことですが、今作では今のままでよろしくお願いします*_ _)
お話の続編から変えようと思いますので、ご不便に思われている方には申し訳ありませんが、ご了承頂けると助かります。
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あや(プロフ) - 更新ありがとうございます‼︎甘々な蓮くんにドキドキしちゃいました(//∇//)皆んなとどう交わっていくのか…これからの展開を楽しみにしています‼︎ (2022年8月22日 15時) (
レス) @page39 id: 42df467fb9 (このIDを非表示/違反報告)
わなべ(プロフ) - 猫さん» コメントありがとうございます*_ _)続編から改善させて頂きます(._.)ご不便おかけしますがご了承頂けると幸いです🙇🏻♀️ (2022年8月17日 0時) (レス) id: db17bb0c77 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 名前が変換されません。 木村名前の名前のところにカッコを付けて、木村(名前)にしていただけませんか？ そうしたら変換できるようになると思います。頑張ってください。 (2022年8月9日 10時) (レス) @page1 id: a1142e8383 (このIDを非表示/違反報告)
わなべ(プロフ) - ありかえさん» 丁寧に説明していただきありがとうございます*_ _)余裕がある時にチャレンジしてみます!!!!少々お待ちください🙇🏻♀️🙇🏻♀️ (2022年8月3日 10時) (レス) id: db17bb0c77 (このIDを非表示/違反報告)
ありかえ(プロフ) - お話楽しいのでこれからも是非読ませてください！ (2022年8月1日 11時) (レス) id: a79ab7a4ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わなべ | 作成日時：2022年7月15日 16時
