episode.34 ページ35
side 翔太
目「あ、、。言ってました。インカレで知り合ったって」
渡「そう。それとさ、阿部ちゃんと木村さんが付き合うきっかけ作ったのも俺だった」
目黒は綺麗な目をまん丸くして
ぱちぱちさせた
目「どういう……？」
渡「俺ね、阿部ちゃんにだけこの店紹介したの。同じくらいの時期にふっかが木村さん連れてきてて」
渡「俺らも知らない間に2人でここで会うようになってて」
渡「まじで知らないうちに付き合ってた」
目黒はお酒のグラスを手に握ったまま
苦い顔をして頭をかいた
目「……付き合って、どのくらいっすか」
渡「ちゃんと覚えてないけどー………、もう少しで1年かなぁ」
目「阿部さんってどういう人っすか」
渡「頭もいいし仕事もできる。顔もかっこいいしあれで歌も上手いし実は踊れたり、しかも誰にでも平等に優しい」
渡「………正直、完璧だよ。阿部ちゃんは」
俺は目黒の前で阿部ちゃんを下げる気はなかった
だって嘘じゃないし
目の前に阿部ちゃんと目黒がいて
どっちが非がないかって言われれば
俺は阿部ちゃんだと答える
年齢的なのもあるかもしれないけど
目黒にはない余裕が、阿部ちゃんにはいつもあるし
目「阿部さんと名前さん、仲良いんすか？」
渡「二人でいるとこは見たことないからなぁ、なんとも言えない」
まぁ続いてるなら仲はいいんだろう
その一言は言わないでおいた
言わずもがな
目「……でも、仲良さそうでした、」
目黒が分かってると思ったから
宮「ちょっといい？」
ドア越しに聞こえた涼太の声
渡「どうした？」
宮「ふっかと名前ちゃん来てるんだけど、どうする？」
ぴくっと動いた目黒
ぱっと俺に視線を合わせた
渡「………、ここ、来させてもらっていい？」
宮「そう言うと思って、もう隣にいるよ」
きらっきらの目の目黒
どんだけ嬉しいんだこいつ笑
開かれた扉
そこに立つ二人
深「よっ！」
片手をすっとあげたふっかと
隣で控えめに頭を下げる木村さん
「お久しぶりです」
ニコッと笑うその顔に
目黒が顔を赤くしたのが見えた
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あや(プロフ) - 更新ありがとうございます‼︎甘々な蓮くんにドキドキしちゃいました(//∇//)皆んなとどう交わっていくのか…これからの展開を楽しみにしています‼︎ (2022年8月22日 15時) (
レス) @page39 id: 42df467fb9 (このIDを非表示/違反報告)
わなべ(プロフ) - 猫さん» コメントありがとうございます*_ _)続編から改善させて頂きます(._.)ご不便おかけしますがご了承頂けると幸いです🙇🏻♀️ (2022年8月17日 0時) (レス) id: db17bb0c77 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 名前が変換されません。 木村名前の名前のところにカッコを付けて、木村(名前)にしていただけませんか？ そうしたら変換できるようになると思います。頑張ってください。 (2022年8月9日 10時) (レス) @page1 id: a1142e8383 (このIDを非表示/違反報告)
わなべ(プロフ) - ありかえさん» 丁寧に説明していただきありがとうございます*_ _)余裕がある時にチャレンジしてみます!!!!少々お待ちください🙇🏻♀️🙇🏻♀️ (2022年8月3日 10時) (レス) id: db17bb0c77 (このIDを非表示/違反報告)
ありかえ(プロフ) - お話楽しいのでこれからも是非読ませてください！ (2022年8月1日 11時) (レス) id: a79ab7a4ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わなべ | 作成日時：2022年7月15日 16時
