5話 ページ44
貴方「皆の想像してる人達、絶対にどれも当てはまってないと思う…」
4人の妄想を見上げながら呟くA
貴方「(もしかして、エマちゃんの夢に出てきてる人って……
エンマ大王……？)」
Aは顎に指を添え、俯き気味に考え込む
エマ「私は、勝手に『金髪さん』って呼んでいて……」
モモ「お前もな」
エマ「うわぁっ！？//」
耳元で囁かれ、エマは驚いて身震いした
貴方「こら、モモ君。エマちゃんを驚かせちゃ駄目でしょ？」
モモ「もひょっ！ごめんなさいですねぃ」
モモは慌てて謝り、羽をパタパタと羽ばたかせてAの頭の上にチョコンと座った
マタロウ「確かにエマさんも金髪で毛先がツンツンだけど…」
ジンペイ「エマと生き別れた兄ちゃんじゃないかぁ？」
エマ「私、1人っ子です…；」
若干顔を引き攣らせて答える。
コマ「エマさんのご先祖様とか…？」
エマ「そんな感じじゃなかったですね……」
マタロウ「ひょっとして、エマさんの前世かも……」
エマ「えっ？前世です、か……？」
マタロウの突拍子な発言にエマはポカンとなった
マタロウ「同じ人の夢を何度も見るのは、前世で繋がりがある人かもって、
ネットで見た事があるんだ」
フブキ「へぇ〜…」
モモ「もひょ〜…」
興味深そうにマタロウの声に聞き入る2人
貴方「(エマちゃんの前世がエンマ大王…？
まさか、そんな………)」
Aは眉を顰めて1人でジッと考え込む
エマ「そういえば、金髪さんは剣術が得意で、私と共通点も多いですし…
夢も、自分が過去に経験したみたいに凄くリアルなんです。
あと、金髪さんは……」
『目覚めよ……時が満ちようとしている………』
エマ「…と、言ってました」
貴方「時…？」
コマ「なんの事だろう…」
エマ「全く分からないんです。何かのメッセージかもしれないのですが……」
困り眉でそう口にするエマ
モモ「気になるですねぃ…」
モモもAの頭の上で腕を組みながら考え込む
マタロウ「その金髪の人がどんな人か詳しく分かれば、
何を伝えたいのか見えてくるかも……」
貴方「……エマちゃん、
今まで、どんな夢を見たのか話してくれないかな？」
Aはエンマ大王の過去を知るべく、エマに優しく尋ねた
エマ「えっと…そうですね……」
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読んだ感想 - これ読んでる奴脳みそ入ってる？ただのウーピー主の妄想 (2022年8月5日 12時) (
レス) id: 2c09132fd3 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりっつ - (YSP vs ESPのマタロウが怖い…) (2021年5月8日 16時) (レス) id: 01f74e3595 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりっつ - え？夢主ちゃんの絵も可愛いしネーミングセンスもいいとか神様かよ、好き(怒) (2021年5月8日 16時) (レス) id: 01f74e3595 (このIDを非表示/違反報告)
ブラックローズ - え、小説書くのも上手いのに絵まで上手いなんて、神様ですか？すごいです！ (2021年2月24日 22時) (レス) id: b766530fd2 (このIDを非表示/違反報告)
Ｙ Ｓ Ｐ！Ｙ Ｓ Ｐ！ - いや、訂正。マタロウからの愛も重すぎて怖い… (2020年9月24日 21時) (レス) id: 8b5b5f36c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アミーゴ．碧 | 作成日時：2020年6月24日 17時
