4話 ページ43
翌日＿＿＿
エマ「っ…！」
体育の授業、エマたちのクラスは
相手と自身の竹刀をカツカツと合わせ、互いに素早く身を引く
エマ「…はっ……！」
相手が此方に竹刀を振り被った時、エマの脳裏に何かがフラッシュバックした
？『うおぉぉぉっ!!』
ｼﾞｬｷｨﾝｯ!!
？2『ぐぉぉぉぉっ!!』
「やぁっ！」
エマがボーっとしている隙に、相手は竹刀を振り被る
エマ「っ！！はぁっ！」
エマはキッ！と目つきを鋭くし、相手の竹刀を素早く打ち返すと、
勢いよく1歩踏み出す
エマ「めぇぇぇん!!」
ﾊﾞｼｨｨﾝｯ!!という鋭い音が体育館ホールに響いた
「一本！」
審判はエマの勝ちを判断し、白旗を上げた
・
・
薙刀が一通り終わったエマは、ゴクゴクと喉を鳴らして乾いた喉を水で潤していく
エマ「ぷはっ……」
エマはペットボトルから唇を離し、先程のフラッシュバックの事について考え始めた
エマ「(またあの人の夢……
起きてる時にも頭に浮かぶなんて、どうしたらいいのかしら…？)」
頭に巻いたタオルを解くと、長いしなやかな金髪がふわりと大きく揺れる
誰に相談しようかと悩んでいる真っ最中に、
1番に思い浮かんだ顔が優しく微笑んだAの顔だった
エマ「あ…///(Aちゃん達に、相談してみようかな…////)」
・
・
YSPクラブ部室＿＿
マタロウ「毎日同じ人の夢を見る？」
早速A達のいるYSPクラブ 部室に訪れたエマ
エマ「はい。最近、急に見るようになったんです…」
ジンペイ「へぇ〜」
コマ「不思議な話だね」
コマも、大きな絆創膏をつけた左頬をさわさわと触りながら聞き入る
貴方「それで、夢に出てくるのはどんな人なの？」
エマ「それが…知らない人なんです……赤い服着た男の人で…」
エマの言葉に、ジンペイ、コマ、マタロウ、フブキの4人は
それぞれエマの夢に出てくる人物を脳内で妄想し始めた
エマ「金髪で、毛先がツンツンしているので、
見たら絶対忘れないと思うんですが…」
そして4人の脳内で出来たのは、
スーパーサイヤ人や仮面ライダーや何処の国の王子様やら挙句の果てにはビーバー………
皆の脳内カオス過ぎません？？←
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読んだ感想 - これ読んでる奴脳みそ入ってる？ただのウーピー主の妄想 (2022年8月5日 12時) (
レス) id: 2c09132fd3 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりっつ - (YSP vs ESPのマタロウが怖い…) (2021年5月8日 16時) (レス) id: 01f74e3595 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりっつ - え？夢主ちゃんの絵も可愛いしネーミングセンスもいいとか神様かよ、好き(怒) (2021年5月8日 16時) (レス) id: 01f74e3595 (このIDを非表示/違反報告)
ブラックローズ - え、小説書くのも上手いのに絵まで上手いなんて、神様ですか？すごいです！ (2021年2月24日 22時) (レス) id: b766530fd2 (このIDを非表示/違反報告)
Ｙ Ｓ Ｐ！Ｙ Ｓ Ｐ！ - いや、訂正。マタロウからの愛も重すぎて怖い… (2020年9月24日 21時) (レス) id: 8b5b5f36c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アミーゴ．碧 | 作成日時：2020年6月24日 17時
