11話 ページ15
だが、バケーラの空気はAの口に入ることはなかった
物凄い勢いでAの元に向かうそれは、Aの脇腹に直撃した
貴方「ｶﾞﾎﾞｯ!」
見事に水槽の底に叩き付けられる
ジンペイ「ストーップストップ！；」
マタロウ「凄い威力の空気銃みたいになっちゃってる！；」
4人はバケーラの上に跨ってバケーラを止める
ブルポン「僕に任せて！」
ブルポンは長いホースを小さな肩にかけて走ってくる
そしてホースの先端をシュバッと投げた
ホースの先端はぽちゃんっ！と水の中に落っこち、Aは泳いでそこまで向かう
貴方「っ！」
そして先っぽをパクッと加え、やっとのことで肺に酸素を取り込むことが出来た
「「「「やったぁ〜！」」」」
4人は腕を突き上げて喜ぶ
ブルポンが水槽の縁に座ってホースの尻尾を持っていると、誰かが座った
？「もひょっと」
ブルポン「んぁ？」
不思議に思って見上げると……
モモ「モモだよ！」
モモだった
すると、急に唸り始める
モモ「あっ……何か
ジンペイ「まさか……おい、デブネズミ！そこ退け！！」
モモ「もひょえ？」
フブキ「そこAが息出来る唯一の命綱だから！！」
それを聞いたモモは大慌て。
モモ「もひょっっ！？！い、今すぐ退きますねぃ！；」
羽を羽ばたかせて其処を退いた
だが時既に遅し。
モモがホースに座ったことで息が出来なくなったAは、
肺にある空気を全部消費して気絶してしまった
コマ「あああああ！！Aちゃん、気を失ってる！！」
フブキ「どうすんのよ！？このままだとAが死んじゃう！；」
すると、ゴロミが前に進み出る
ゴロミ「こうなったらアタイが行く！！」
ゴロミは片手で水槽の縁を掴み、ドボォンッ！と飛び込むものの…
ゴロミ「…………」←
マタロウ「泳げないんかいっ！」
入って秒で気絶()
ジンペイ「もう我慢なんねえ！！俺が行く！！」
ジンペイはそう叫ぶと、後ろに下がる
そして勢いよく走って高くジャンプし、水槽の中に飛び込んだ
ﾄﾞﾎﾞｫﾝｯ!!
口にありったけの空気を含んだジンペイは、沈んで動かないAの元に向かう
Aの元に辿り着いたジンペイはAの顎を掴むとそっと唇を重ねた
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読んだ感想 - これ読んでる奴脳みそ入ってる？ただのウーピー主の妄想 (2022年8月5日 12時) (
レス) id: 2c09132fd3 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりっつ - (YSP vs ESPのマタロウが怖い…) (2021年5月8日 16時) (レス) id: 01f74e3595 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりっつ - え？夢主ちゃんの絵も可愛いしネーミングセンスもいいとか神様かよ、好き(怒) (2021年5月8日 16時) (レス) id: 01f74e3595 (このIDを非表示/違反報告)
ブラックローズ - え、小説書くのも上手いのに絵まで上手いなんて、神様ですか？すごいです！ (2021年2月24日 22時) (レス) id: b766530fd2 (このIDを非表示/違反報告)
Ｙ Ｓ Ｐ！Ｙ Ｓ Ｐ！ - いや、訂正。マタロウからの愛も重すぎて怖い… (2020年9月24日 21時) (レス) id: 8b5b5f36c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アミーゴ．碧 | 作成日時：2020年6月24日 17時
