2話 ページ41
「＿＿ろ……」
貴方「………ん…」
「＿＿、＿きろ」
だんだんと朦朧とした意識が浮上していくのが分かった
「A…起＿＿」
貴方「……だ…れ…？」
？「A、起きろ」
重たい瞼を渋々抉じ開け、目の前を見やると……
？「起きろ！」
貴方「…………!!!!?」
目の前には物凄く整った顔。
金髪のツンツンした逆立った髪の毛……
見覚えのなさすぎる顔に、Aは思わず跳び起きた
ごつんっっ
？「あだぁっ！？」
鈍い音が聞こえたかと思うと、ソイツは痛そうに額を擦る
どうやら、Aとその人の額同士がぶつかってしまったのだろう…
貴方「あ…え!!?あなた誰ですか？！警察呼b＿＿＿」
呼びますよと言い切る前に口を塞がれた
？「違う！決して不審者ではないぞ！？；」
？「俺だよ、俺！お前が小さい頃、1回だけ……会っただろ？」
焦った口調で自分を指差しているその人の姿に、
脳がフラッシュバックする
貴方「………(エンマ大王…………？)」
Aは目を見開いてその人を見つめる
エンマ大王？？「その様子だと、思い出してくれたようだな…」
エンマ大王(？？)はホッと肩を下ろし、Aの口から手を離した
貴方「もしかして……エンマ大王…？」
エンマ大王？？「あぁ、久しぶりだな、A」
優しく微笑むその顔は、8歳の時出会ったあの時の表情となんの変わりもなかった
貴方「ごっ、ごめん…！」
エンマ大王「本当だぜ……。
目を覚ましたと思ったら、いきなり不審者呼ばわりされる始末だからな」
貴方「だって5年ぶりだったから……」
眉を下げて言い訳するA
貴方「でも、寝てる所に侵入してくるのはダメなんじゃないかな…」
確かに。エンマ大王がAを起こす体制は、まさしく馬乗りだったから。
エンマ大王「それについては謝る。
唐突だが、Aには忠告しなければならない事があるんだ」
真剣な顔立ちになったエンマ大王を見て、Aは反射的に背筋を伸ばした
エンマ大王「Aは、自分の操っている妖気が特別であることを自覚しているな？」
貴方「うん……皆私の妖気は特別特別って………
私の扱う妖気って、そんなに珍しいの？」
エンマ大王「嗚呼。
結論を言ってしまえば、
Aが
という事だ」
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読んだ感想 - これ読んでる奴脳みそ入ってる？ただのウーピー主の妄想 (2022年8月5日 12時) (
レス) id: 2c09132fd3 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりっつ - (YSP vs ESPのマタロウが怖い…) (2021年5月8日 16時) (レス) id: 01f74e3595 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりっつ - え？夢主ちゃんの絵も可愛いしネーミングセンスもいいとか神様かよ、好き(怒) (2021年5月8日 16時) (レス) id: 01f74e3595 (このIDを非表示/違反報告)
ブラックローズ - え、小説書くのも上手いのに絵まで上手いなんて、神様ですか？すごいです！ (2021年2月24日 22時) (レス) id: b766530fd2 (このIDを非表示/違反報告)
Ｙ Ｓ Ｐ！Ｙ Ｓ Ｐ！ - いや、訂正。マタロウからの愛も重すぎて怖い… (2020年9月24日 21時) (レス) id: 8b5b5f36c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アミーゴ．碧 | 作成日時：2020年6月24日 17時
