9話 ページ10
聞き覚えのある苗字にコマが「大王路？」と口にする。
コマ「ってことは、学園長の親戚とか？」
？「タマヨさんは、中等部のキンヤ学園長の、
奥様」
「「「「奥さーーーん！！！？？」」」」
まさかの発言、微塵も予想してなかった答えに一同オーバーとも言えるほどのリアクションを取った。
貴方「ということは、エマちゃんのお母さん！？」
信じられないとでもいうような顔で震えるA。
？「高等部エリアの権力の象徴。誰も逆らえない【絶対的な存在】よ」
美少女はタマヨ人形を指に引っ掛けながら美しく微笑んだ。
マタロウ「そういやこの曲もよく聴くと……」
今更になって流れてる曲に耳を澄ませてみる。
『タマタマタマタマ タマヨー♪大王路タマヨー♪
上品♪気品♪一級品♪』
マタロウ「タマヨさんの歌だ………」
・
・
＿＿コトン、と微かにししおどしの音が響く。
静まり返った和室の中、1人の女性が上品に正座し、点てた抹茶を静かにスグルの前に差し出す。
スグルは正座のままそっと畳の上を這い、抹茶を受け取る。
スグル「お手前、ちょうだいいたします」
そしてお茶碗を2回回し、静かに口をつけて飲み干した。
スグル「……美味しゅうございました」
タマヨ「お粗末さまでした」
………このお方こそ、高等部の権力の頂点もとい高等部の学園長＿＿＿大王路タマヨである。
タマヨ「……ときに、中等部が総退学を拒否したですって？」
スグル「ハッ……ですが、相当の圧力をかけておきましたので、受け入れるのは時間の問題かと」
するとタマヨはキッと表情を険しくした。
タマヨ「豪万蛇くん。わたくし、あなたの個人的見解なんて聞いていないでございますよ？」
そしてさらに眉を釣り上げ、ピシャリと言い放つ。
タマヨ「わたくしが聞きたいのは【
『成功の報告』のみにございますの」
タマヨ「お分かり？」
スグル「心得ております。すぐに次なる手を打ちます」
そう言って畳を立ち上がろうとするスグルを「お待ち」と呼び止めた。
タマヨ「もう1つ聞きたいことがございます」
スグル「ハッ……いかがいたしましたか」
タマヨ「芦屋くんが、中等部の生徒を生徒会に入れたいとおっしゃったそうですね」
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狐音(プロフ) - 水鏡ロゼさん» てすね！私はアニメを見る前にアミーゴさんのを見たので、私はいつも後の展開を予想しながら更新を待ってました！そしていつのまにかファンに…w wでも本当に最高ですよね！続編も気長〜に待ちましょう！早く画像申請終われｯｯ！！←イラストを描き運営に申請中の人。 (2021年4月1日 22時) (
レス) id: 845ef51064 (このIDを非表示/違反報告)
水鏡ロゼ(プロフ) - 狐音さん» 第二号が現れ、お話が合いそうだったのでレス失礼します！ ここで話すのもあれですが、やっぱりアミちゃんの小説は最高ですよねー！(誰目線 ) お互いゆっくり待ちましょ(っ ･ω･c)(っ ･ω･c) (2021年4月1日 21時) (レス) id: 5ca667195c (このIDを非表示/違反報告)
狐音(プロフ) - 続編おめでとうございます！←早い人第二号やっぱりアミーゴさんの作品は続編が楽しみです！無理はしないよう、ほどほーどに頑張ってください！ (2021年4月1日 20時) (レス) id: 845ef51064 (このIDを非表示/違反報告)
水鏡ロゼ(プロフ) - 続編おめでとう！(まだ早い(() この先どうなるかアニメ上では分かってるけど、七々扇ちゃんがどうするのか凄く楽しみ！無茶だけはしないように頑張ってね！！ (2021年4月1日 20時) (レス) id: 5ca667195c (このIDを非表示/違反報告)
AnnedeadΩRouge - アミーゴ．碧さん» アミーゴ.碧さんこんにちはAnnedeadΩRouge夕方までお引っ越しお疲れ様です。先程今日仕上げた内容ですがヒロイン達は無事生徒会室に辿り着ける事が出来ましたが豪万蛇会長に折り入って直談判しますが全くもって耳を貸すことが出来なかったそうです(´Д`|||)。 (2021年4月1日 15時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アミーゴ．碧 | 作成日時：2021年2月21日 18時
