11話 ページ45
無事に池を渡る試練を終えたAたちは、次なるからくり回廊へと進んでいく。
目の前の行き止まりの壁が先ほどと同じようにｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ……とスライドし、またしても新しい道が現れた。
ジンペイ「さぁ〜て、次はどんなからくりだぁ〜？」
ワクワクとしたジンペイが声を上げると同時に、真っ赤な火の粉がジンペイに降り注いだ。
ジンペイ「あつッ！！」
ジンペイは思わず腕で顔を覆い、後ろに後退る。
ジンペイ「なんだ！？;」
飛んでくる火の粉に疑問を持ち、急いで様子を確かめる。
目の前に広がるはところどころ足場の木板が抜けている1つのボロボロな橋。
その遥か下には、真っ赤に燃え盛るマグマが待ち構えていた。
マタロウ「ま…マグマ………？;」
その場にいる全員が同時に固唾を呑んだ瞬間だった。
ジンペイ「いや、作りたてのマーボー豆腐かも！」←
貴方「絶対に違うと思う…;」
コマ「もうからくりってレベルじゃないよね…;」
ゴポゴポと音を立てながら沸騰しているのだ、マーボー豆腐なわけがない。
試しにラントが橋の縄を握ってみる。
ラント「……かなり脆い造りのようだな」
ラント「体重が軽い者を先頭に、強度を確かめながら渡って行こう」
縄から手を離し、そう提案した。
マタロウ「この中で体重が軽いのは………」
一斉にみんなの視線がAに集まる。
貴方「えっ？も、もしかして私…？サン太くんじゃなくて？」
ラント「あぁ。……だがそうなると、少しキケンだな」
Aを先頭に歩かせるのは少し納得いかない様子。
貴方「じゃあ、私が先に飛んで橋の強さを確かめるから、その跡をラントくんたちが着いていく……っていうのはどうかな？」
ラント「………分かった、そうしよう」
あまり賛成の色は見えなかったが、とりあえずこの作戦で実行することに。
チアキ「A、気をつけるっしょ」
貴方「うん！」
足に妖気を籠め、Aは真下にマグマがある橋へと飛んでいった。
あまりの熱さに驚きながらも、橋を触り、念入りに強度を確かめていく。
貴方「……来ても大丈夫！」
Aから確認の声を聞くと、コマを先頭に橋を渡り出した。
コマ「うぅ……」
Aの声を聞くたびに、1歩1歩慎重にゆっくりと橋を歩いていくコマたち。
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狐音(プロフ) - 水鏡ロゼさん» てすね！私はアニメを見る前にアミーゴさんのを見たので、私はいつも後の展開を予想しながら更新を待ってました！そしていつのまにかファンに…w wでも本当に最高ですよね！続編も気長〜に待ちましょう！早く画像申請終われｯｯ！！←イラストを描き運営に申請中の人。 (2021年4月1日 22時) (
レス) id: 845ef51064 (このIDを非表示/違反報告)
水鏡ロゼ(プロフ) - 狐音さん» 第二号が現れ、お話が合いそうだったのでレス失礼します！ ここで話すのもあれですが、やっぱりアミちゃんの小説は最高ですよねー！(誰目線 ) お互いゆっくり待ちましょ(っ ･ω･c)(っ ･ω･c) (2021年4月1日 21時) (レス) id: 5ca667195c (このIDを非表示/違反報告)
狐音(プロフ) - 続編おめでとうございます！←早い人第二号やっぱりアミーゴさんの作品は続編が楽しみです！無理はしないよう、ほどほーどに頑張ってください！ (2021年4月1日 20時) (レス) id: 845ef51064 (このIDを非表示/違反報告)
水鏡ロゼ(プロフ) - 続編おめでとう！(まだ早い(() この先どうなるかアニメ上では分かってるけど、七々扇ちゃんがどうするのか凄く楽しみ！無茶だけはしないように頑張ってね！！ (2021年4月1日 20時) (レス) id: 5ca667195c (このIDを非表示/違反報告)
AnnedeadΩRouge - アミーゴ．碧さん» アミーゴ.碧さんこんにちはAnnedeadΩRouge夕方までお引っ越しお疲れ様です。先程今日仕上げた内容ですがヒロイン達は無事生徒会室に辿り着ける事が出来ましたが豪万蛇会長に折り入って直談判しますが全くもって耳を貸すことが出来なかったそうです(´Д`|||)。 (2021年4月1日 15時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アミーゴ．碧 | 作成日時：2021年2月21日 18時
