7話 ページ24
〜16：05〜
皆で待ってると、Aが立ち上がる
コマ「Aちゃん、どっか行くの？」
貴方「うん。ちょっとお手洗いに」
ジンペイ「すぐ戻って来いよ〜」
貴方「は〜い」
Aはトイレをすませ、美術室に戻るため空き教室の前を通った
すると、いきなり空き教室の扉が開き、
Aは誰かに強い力で引っ張られた
貴方「わあッ！？」
突然の事でAは抵抗出来ず、そのまま空き教室に引き込まれた
ドサッ
貴方「痛っ！」
Aは尻餅をつく
上を見ると
貴方「霧隠先輩…！？」
ラントがいた
ラント「乱暴してすまない。ケガはないか？」
ラントは扉を閉めながら声を掛ける
貴方「あ…大丈夫です…」
ラント「そうか…」
そういって、ラントは微笑む
先程の厳しい態度とは比べ物にならない程の優しい笑みだった
ラント「唐突だが、俺の事を覚えてないか？」
貴方「え？」
ラントに可笑しな質問をされ、Aは首を傾げる
貴方「すみません…覚えてません…」
ラント「そうか…
いきなり可笑しな質問をしてすまなかったな」
貴方「あ、いえ…。じゃあ私、もう戻ります」
Aは扉に手をかける
ラント「待て」
ラントは、Aを扉に押し付ける
貴方「え…」
ラントはAの制服をずらし、肩を露わにさせる
貴方「霧隠先輩…？」
ラントは黙ったまま、Aの鎖骨に唇をあて、吸いつく
貴方「ひッ…」
十数秒後、ラントは唇を放す
貴方「あの…なにしたんですか…？」
ラント「『A』は気にしなくていい」
教えてない筈のAの名前を、ラントは言ってみせた
貴方「えッ、なんで私の名前…」
ラント「じゃあな」
ラントはどこか寂しそうに言うと、そのまま出て行ってしまった
貴方「…」
Aはそのまま自分の乱れた制服を直し、空き教室を出て行った
〜美術室〜
Aは黙って扉を開けた
ジンペイ「おっ！お帰り、A！
…って、どうした？なんか元気ないぞ？」
貴方「！あ…いや、ちょっとお腹壊しちゃって…」
Aは噓をつく
フブキ「そうなの！？大丈夫？」
貴方「うん。心配してくれてありがとね、フブキちゃん」
フブキ「あったり前でしょ！親友なんだから」
貴方「！フフッ、ありがと！」
Aの天使スマイルに、皆がやられる瞬間であった
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柏餅 - 設定からもう神すぎます！ (11月20日 14時) (
レス) @page2 id: c21f6abdfc (このIDを非表示/違反報告)
生わさび。(プロフ) - えんら先生がちゃん付けは珍しい。えんら先生らさん付け呼びだよね。と思ってた。先生だけど結構距離近いんですね。 (10月26日 18時) (レス) @page36 id: 612ca8c02a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆか - ラントくん…大胆だなぁ…(*´﹃｀*)ラン主…いいな！(*´艸｀*) (2022年7月9日 3時) (レス) id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
バカ殿 - すごい！私だったらこんなすごい作品作れない (2022年2月1日 16時) (レス) id: 2b1a02c013 (このIDを非表示/違反報告)
バカ殿 - すごい！私だったらこんな作品作れない(´・ω・`) (2022年2月1日 16時) (レス) @page43 id: 2b1a02c013 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アミーゴ．碧 | 作成日時：2020年2月24日 0時
