ねぇ当主様、私かなり優良物件だと思うから取り敢えず嫁にして【五条悟】

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「確かに五条先生の使用人なら様付けもあり得るけど…」


「実際呼ばれてるの見ると鳥肌ものね、想像つかないわ」


「悟様は私の恩人であり主人だからね」


「恩人ね、顔がいいだけの大人だと思ってた」


「あはは…」









あれ、そう言えばこの虎杖悠仁って子

両面宿儺指ぱくりんちょして受肉しちゃったユニークな身体の持ち主の、あの虎杖悠仁くん？やっば、まさか会えるとは思ってなかったなぁ…あれ美味しいのかな？絶対不味いよね、宿儺の指。

集めて食わせるとか軽く拷問じゃん









「…虎杖くん、強く生きてね」


「え？あ、おう！」









にしても美男に育ったなぁ、恵くん

睫毛なっが、肌も綺麗だし。悟様に育てられたみたいなもんだし、やっぱりイケメンに育てられたらイケメンになるって法則あるのかな。ありそうだよね、恵くん見てるとそう思う。

頼むから金銭感覚だけはバグってないでほしい









「そう言えばAさん、何か困り事でもあったんですか？」


「え、どうして？」


「道のど真ん中で険しい顔してたじゃないの、その手に持ってる紙見ながら」


「あー、そうだ恵くん！」


「なんですか？」


「これ、夏油さんに返しておいて欲しいんだけど…」









そう言って連絡先の書かれた紙を恵くんに渡す

こう言うことに子供を使うのはちょっと申し訳ないし、罪悪感を感じるが仕方ない。このまま連絡先を登録しちゃえばもっと面倒な事になるだろうし、私悟様に嫁にして、なんて言ったから花嫁修行始まっちゃってる。

本当に嫁になるかは置いといて、どっちにしろ夏油さんの告白は断らなきゃいけない









「こんなこと頼んでごめんね」


「いえ、ちゃんと返しておきますね」


「ありがとう、恵くん」


「じゃあ俺ら高専戻るんで。返せたら連絡します」


「うん、またね」









返せたらってちょっとフラグだからやめてね

てかやっぱり悟様以外の前だとなんとかなるなぁ
あの顔面かな、悟様の顔面が良すぎて思ってる事がそのままでちゃってるんだわ。

あとは多分歳のせい









「…歳取るって残酷」









永遠の20歳でいたいよね









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