名前、呼び間違えました【五条悟】【夏油傑】

すまん１１ ページ11

.









「硝子、やっぱりアイツら可笑しいって。治して」


「性格はどうにもならない、諦めな」


「おっけー分かった、硝子も敵だったんだね」


「二度と怪我治してやんないよ」


「ごめんね硝子様」









治してもらった額を触りながらさっきの出来事を振り返る

好きな奴、上目遣い
可愛すぎて思考停止するレベル

考えれば考えるほど頭痛がする









「…ちょ、待って？私アイツらに取合いされるの？」


「あ、そこは安心していいよ」


「俺らで仲良く愛してやるから、3人交際ってやつ？それでいこうぜ」


「全く安心できないじゃんそれ…っては？いつから居たの」


「やっぱりアイツらのところから」


「ガッツリ始めから居たじゃんムリ」









いやそもそも3人交際って何さ
別にそう言うのに抵抗があるとかでは無いけども

この2人と一緒はマジでヤバい

てかどうしてこうなった？
…クッソ、全ては呼び間違えたのが原因だ









「……こんなにも後悔する自業自得な出来事、世の中にあるんですね」


「えー、でもときめいたんだろ？」


「そりゃ顔いい奴に不意打ちで言われれば…普段言われないし」


「じゃあいいじゃないか、付き合おう」


「じゃあの使い方間違ってるよね？え？？」









傑のお母さん

この子どうしちゃったんですか









.

すまん１２→←すまん１０

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す