第104話 ページ14
貴方side
ガッシャーンと大きな音が鳴る
何やら試験官のようなものを投げたようなのだが、それを当てられたバケモノは苦しげにのたうち回る
が、そんな事は知ったことかとテンスがスリングショットを構えた
��:全員口と鼻塞いで！！！
Ⅺ:毒です！吸わないで！！
二人の言葉に咄嗟に全員が口と鼻を塞ぎ下がった、刹那大きな爆音と大量の煙が廊下を一瞬走り抜ける
煙が引いた先には、倒れ伏しピクリとも動かないバケモノと爆発に巻き込まれたらしい二人が倒れていた
貴:テンス！イレヴンス！！
��:んん、ちょっと距離ミスっちゃったww！！！
Ⅺ:ちょっとどころじゃありませんから！
貴:話す元気はありそうだな。
慌てて駆け寄ったが、所々火傷をしているほか、大きな怪我は見られない
鬱とロボロに手当てをさせて他のメンバーに一応の確認で他の部屋を見て回らせる
生存者ゼロの報告を受けると、全員で地上まで戻る。外はもう真っ暗になっていた
帰りの車が発進した数分後、施設は仕掛けていた爆弾によって地下部分が全て吹き飛んだ
これで二つ目の施設の破壊が完了した
問題は残る一つだが、、、
今ぐらいは休んでおくのが吉だろう。なんだかドッと疲れてしまった
それは他の面々も同様だったのか、運転をしている鬱以外は早々に爆睡をかましていた
流石の鬱も疲れていたらしく「いいなー」とこぼしたので仕方なく運転を変わる
鬱:え、えぇんですか？後で怒られへん？？
貴:事故を起こされる方が面倒だ。後ろで大人しく寝ていろ。
鬱:でも、マスターも疲れてるやろ？
貴:いいからさっさと後ろに行け。
運転席から引きずり出して後ろに放り込んでやればそこまでいうなら、と言った表情で座り直す鬱
発散させてしばらくすると車内には寝息だけが静かに響いていた
屋敷に着いたのは深夜をとうに通りすぎた頃。門を開け車を本館の玄関口にまで持ってくると
中からセバスとトントンが出てきた
「おかえりなさいませ、旦那様。珍しいですね、旦那様が自ら運転なされるとは。
貴:気分だ。皆眠っている、起こすのも面倒だお前の魔法で全員適当なベットに放り込んでおけ。
トリガーの二人だけはトリガーが使っている部屋に寝かせておけ。俺はさっさと風呂に入って寝る。
トントン、留守の間のことを部屋に着くまでに手短にまとめて話せ。
ト:話せって言われても特になんもなかったで。
貴:そうか。ならいい。
今日は疲れた
さっさと寝よう
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ゆき - 我らが総統閣下殿。作者さん、素晴らしい作品ありがとうございます！ (1月5日 18時) (
レス) @page28 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
りと - 総統閣下、生きてて欲しいッピ…ワンチャン……とか思ってたら最後の最後に！きちゃぁぁぁ！しかも滅茶苦茶元気やないかい！！俺らの涙を返せええええ！(号泣)(歓喜)主人である事も認めちゃってまあ…(親目線)「我々は荒廃と瓦礫の中から再び軍旗が立ち上がるだろう！」 (12月2日 10時) (レス) @page28 id: ffe5a6a019 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 神作品をありがとう！！！！（初コメですすいません）番外編とかないですか！？ (7月11日 18時) (レス) @page29 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
春千瑠 - grさん生きててほしいなぁと思ってたら生きててマジで嬉し泣きしました！部屋でガチ叫びしました！素敵なお話ありがとうございました(´；ω；`) (2023年3月14日 21時) (レス) @page29 id: 6c259301f0 (このIDを非表示/違反報告)
レモンライム(プロフ) - 完結おめでとうございます！最後にgrさんきて「ｳﾜｱｱｱｱｱ!!!」ってなってました。素敵な作品をありがとうございます!! (2022年11月19日 21時) (レス) id: 5624762f60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年9月13日 19時
