第百六話 ページ16
貴方side
フィールドを囲んでいた結界が消えた
それと同時にテントで待機してた全員が俺のとこまで来て、トントンが俺に声をかけてくる
ト:A、お前今ものすごい殺気出てんで。Aらしくないんとちゃう？
貴:、、、チッ。はいはい、わかったわかった。普通に落ち着けって言ういえないわけ？
ゾ:普通に言った瞬間ぶん殴られそうな雰囲気でてたけどなwww
貴:そんなに殴って欲しいなら殴ってやるけど？？空高く飛びたいって言うなら飛ばしてやろうかwww？
まだイライラするけどいつも通りのコイツらのテンションに引っ張られて不覚にも冷静になった俺を見て
王様は少しの間黙ってたけど、静かに口を開いて俺に問いかけてきた
風:お前に一つ聞きたいことがある。何故我々に復讐しなかった？お前ならできたはずだ。
貴:師匠が泣くから。
風:許さないから、ではなくてか。
貴:復讐は別にいいとは言われてるけど？でも泣いてしまうって宣言されちゃできないでしょ。アンタ馬鹿？
ひ:Aってこう……親バカの逆バージョンみたいな感じだよね。
うんうん、と周りの関係ない奴らも同意する顔をしたので腹が立ってひとらんらんの足を蹴ってやった
ひ:いってぇ！！ごめんってwww
コ:なぁ、聞いてええかわからんけどその様子やと昔からなんかあったんやろ？何があってん。
コネシマの言葉に明らか様嫌な顔をしてやったら、どう言うつもりなのか王様が話し始めた
風:10年前。我々魔道士はこのまた迫害され続けるならいっそのこと、住む世界を変えようとした。
方法としては、魔術を扱える人間のみを別世界に吸い込む特殊な門を開いて飛ぶ方法を選んだ。
結果だけを言うと、大失敗。空にブラックホールのような門を開けてしまった。
鬱:なにそれ。
よくわからなかったのか、素直に鬱が問いかければどこか罪悪感のようなものを顔に浮かばせて王様は言う
風:無差別に魔道士も人間も関係なく虚無空間へ吸い込むものだ。、、、事態は最悪の状況だった。
事態を収集させるには、門を魔力でいっぱいにして閉じる必要があった。
だがその場に居合わせた魔道士の魔力を全て注いでも意味などないほどの大穴だった。
どうしようもなく立ち尽くしていた所に、偶然通りかかったのが、、、彼とその師匠だ。
そこまで言えば全員察しがいい、そのあとどうなったかは聞かなくてもわかっていそうだった
あの日のことは憎しみと怒りに呑み込まれて、何一つとして忘れられていない
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ゆき - 面白かったです。ありがとうございます！ (1月2日 22時) (
レス) @page26 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 一気に読んでしまいました！本当に面白かったです！本当に世界観とキャラが好き… (12月2日 10時) (レス) @page26 id: 64cf2fe096 (このIDを非表示/違反報告)
いるか - またもまたもとっても、面白かったです！！ありがとうございました。 (2022年8月2日 22時) (レス) @page27 id: ace8bc3786 (このIDを非表示/違反報告)
ダンボくん - 完結おめでとうございます！！ (2022年3月25日 22時) (レス) @page28 id: c6ee3fc588 (このIDを非表示/違反報告)
ロコン - 完結おめでとうございます！個人的には復讐者の主人公君が一番好きです(あ、どうでもいい事を長々と失礼しました) (2021年7月6日 22時) (レス) id: d60bfbc8e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年4月1日 20時
