禁 恋 【文スト】

禁【１６】 ページ17

身体が熱い

燃えてるみたい

ぼんやりする

こんな感覚は初めてだ。

ああなんか、すこし、楽になってきた


意識がはっきりし、ﾊｯと気がつく

太「はぁーいそこまでー」


「だ、ざいさ、ん」


太「Aちゃん！起きてくれたかね！よかった！歩けるかい？」


「はい、大丈夫、です。あの、私は一体…」


太「君の能力『臨命終時』は、触れた相手を瀕死状態、死ぬ直前の状態にする力だ。」



「…太宰さん今回は退きましょう＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ
しかし人虎の首は必ず僕らマフィアが頂く」

っ！

芥川…！


太「なんで？」

芥「簡単な事その人虎には


闇市で七十億の懸賞金が懸かっている
裏社会を牛耳って余りある額だ。」

「誰だよそんなかけてる馬鹿…」

ボソッと言ったつもりが芥川に聞こえたのかギロり、と睨まれた。

太「それは景気のいい話だね」

芥「探偵社には孰れまた伺います
その時 素直に七十億を渡すなら善し 渡さぬなら＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」


太「戦争かい？探偵社と？良いねェ 元気で









やってみ給えよ___やれるものなら」

芥「…」

樋「ｺﾞﾎｯ
零細探偵社っごときが！わ、れらはこの町の
暗部そのもの！傘下の団体企業は数十年をっｺﾞﾎｯ
数えこの町の政治・経済の悉く根を張る！

たかだか十数人の探偵社ごとき！ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ！」

太「3日と待たずに灰と消える、って？

知ってるよその位。てか美人さんあんま喋りすぎるとギリギリだったとはいえ、死ぬよ？」

芥「然り
外の誰より貴方がた( ・・)はそれを悉知している

______________元マフィアの太宰さん


そして





元マフィアの諜報員、相原」

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