ジュウハチ ページ18
★
A『どうして、、』
玲於『マジで嘘みたいだけど本当の話し、、』
A『違うよ!玲於くんそれ何で先に教えてくれないの!てか一番先に言ってよ!』
玲於くんに言われた"好き"ってこと以上に驚くことなんてないと思ってたけど、こんなのありえなすぎる!!
玲於『や、まぁ、、ん。でもさ、』
A『ゆ、裕太くん呼ぶ?』
玲於『は?何でだよ。』
A『皆おかしいもん。 もしかして皆宇宙人なんじゃ、、、ここは裕太くんに宇宙語を翻訳してもらって、それで、』
玲於『ちょっ、取り乱しすぎ。
まぁ、先に言うべきだったけどさ、、タイミングっつーか、』
A『こんなの取り乱すよ! 玲於くん悪い。。。お父さんはもっっと悪いけど! 私にも秘密だったなんて、、
親戚じゃない___ってそれ本当?』
玲於『うん。秘密ってか もっと軽い感じだった。冗談的な? 言い忘れみたいな感覚。』
、、はい?
玲於『さっき父ちゃんにさ、俺は兄ちゃんとしてじゃなくてAが好きだって。。だから約束守れなくてすいませんって話ししてきた。
...Aは兄ちゃんとしか思ってなくても、、許されなくても気持ちは変わらないって。
そしたらカミングアウトされてさ。
父ちゃん悪気ないつーか、昔は遠い親戚って説明した時にわけわかんない顔する反応がおもしろかったって。』
A『うわぁ、、、お父さん本当頭おかしい。』
ていうか玲於くんお父さんにそんな話ししたんだ。。
全身恥ずかしいような くすぐったい感じ。
けど ものすごく嬉しい。
でもそんな重要なこと娘にも話してないなんてやっぱおかしいよね? お父さん!変人だよ!
玲於『いや、すげービックリはしたけど、俺はお前と父ちゃんが親子だって再確認したわ。』
A『ちょっと!どーいう意味、、』
玲於『あはっ(笑) 怒んなって。 他人で良かったじゃん。』
A『何か他人て言い方やだ、、
それに私、親戚ってことすごく悩んだのに。。』
玲於『うん。。 だからさ...聞いて。』
腕を引かれて ふわって優しく抱きしめられた。
慣れてきたはずのこの家のリビング。変わらず大好きな匂いに包まれてて、、、でも 今までと180度世界が違う。
他の誰と間違うわけじゃなく私を抱きしめてくれてるから、好きだよって その全部が私を肯定してくれる。
...迷わず回した手はもう離したくない。
玲於『A、俺の彼女になって。』
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作者名:にゅす | 作成日時:2018年11月16日 9時