痛いのは最初だけ２【佐野玲於】 (ページ9)

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きゅうページ9

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玲於くんがお風呂入ってる間に洗い物して、モヤモヤする気持ちを誤魔化しながら亜嵐くんとLINEで明日は私の学校の最寄り駅で６時に待ち合わせの約束する。

今日はちゃんと服着てリビングに戻ってきた玲於くん。歯磨きして寝るよって。

宝物の鍵は大事にお財布にしまって、部屋着に着替えた。
玲於くん歯磨き長いから先に布団をソファーに持ってきて、このまま先に寝る準備。

玲於『何してんの。』

A『寝るの。。』

玲於『俺ここでいいからAは寝室ね。』

A『でも、、』

玲於『でも何？またベッドで一緒に寝る？』

A『え？、、やそれは...』

玲於『じゃおやすみ。』

返答に戸惑ってたらソファー取られちゃった。たぶんこれも玲於くんの優しさ。

色々ソワソワして寝れないと思ったけど気づいたらぐっすり寝れちゃって。

翌朝も一緒に朝ご飯食べて一緒に家を出て一緒にいつもの電車。

玲於『、、今日亜嵐くんと何時から会うの？』

A『６時。玲於くんは？』

玲於『俺は７時。門限破るなよ。』

A『うん。。。玲於くんもすぐ帰ってくる？』

玲於『あぁうん、LINEする。気をつけて行ってきて。帰りは亜嵐くんに送ってもらってよ？』

A『もぉ、大丈夫だよ。』

玲於『いや、、でも、』

A『あ、駅着いた。玲於くんも意地悪バレてエリカちゃんに嫌われないようにね、、、いってきます。』

心にもないそんなこと言って、今日はドアが閉まるの見届けないで学校に向かった。

玲於くんとの約束守って真面目に授業して１日があっという間。

待ち合わせまでの時間

みゆき『あの玲於くんの友達と？二人きりでご飯行くの？』

なお『玲於くんは？』

A『だから、、その玲於くんの友達の亜嵐くんが紹介した女の子とご飯行くって。。』

三人でファミレスでおしゃべり。

みゆき『何それ！止めなくていいの？』

A『、、、どうやって止めるの？行かないでって？そんなこと言える立場じゃないよ。。』

なお『で、Aはそのイケメンの亜嵐くんには興味ないの？』

A『亜嵐くんは優しいけど、、気づいたら玲於くんが好きだったから。』

何かドキドキの展開かとんでもない事件が起こりそうな予感！って。二人とも他人事だと思って楽しんでるし。

私は玲於くんとエリカちゃんが気になってそれどころじゃないんだよ。。。

付き合っちゃったりするのかな、、