検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:2,719 hit

虹空319 ページ44

[Noside]





「ありがとうライちゃん」
 

「さて……ウェンディとシャルルもよくぞフェイスを破壊してくれたのう」

 
「違うの!確かにフェイスは破壊できたけどこの大陸にフェイスは後2000以上出て来たのよ!!」
 

「なんじゃとお!?」
 


シャルルの言葉に驚愕するマスター……フェアリーテイルのメンバー達も、カエデでさえ打つ手が思い浮かばない。


 
「ウォーレンさん!ウォーレンさんの念話で大陸中の魔道士達にフェイスの事を伝えて欲しいんです!みんなが力を合わせれば……」
 


ウェンディの提案にウォーレンは申し訳なさそうに顔を伏せる。
 


「無理だ……俺の力じゃそんな長距離の念話はできねぇ……すまねぇ!俺は……自分のショボさが情けねぇ!!」

 
「そんな……じゃあどうすれば……」
 

「まだ方法はある!!」
 

「「「「「!!」」」」」


 
凛とした力強い声に全員が振り向いた。そこにはミネルバに肩を貸したエルザがいた。レクターとフロッシュも一緒だ。


 
「エルザ!!」

 
「それに……セイバーのミネルバ!?」

 
「でもその姿は!?」

 
「ちょっと診せてみな!!」


 
ポーリュシカがミネルバに近寄って診察を始める……その間にエルザは状況を説明する。



「そうか……元議長が裏切り者じゃったか」

 
「ええ……その死体を操ってフェイスを遠隔操作させるつもりのようです。場所は指令室らしいのですが……」


 
カエデは今まで会った九鬼門の顔を思い浮かべながら考えこむ。
 


「ジュビアが戦っていた九鬼門が多分そのネクロマンサーだな……」
 


とにかくエルザは指令室を目指す事になった。どうやらミネルバが案内してくれるらしいが冥界島が地に落ちてぐしゃぐしゃになっているので正確な場所は分からないそうだ。
 

その時ミネルバの診察が終わってポーリュシカが難しい顔を見せた。

大空319→←大空318



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小町&五月雨 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年6月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。