page 6. 偵察 ページ6
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土曜日の部活
朝練にいつも通り参加して、朝ごはんを食べたら偵察に行ってきます!
御幸「佐藤、これから稲実と市大三高の練習試合行くんだろ?」
隣に座って話しかけてくる御幸に頷くと
御幸「礼ちゃんとかに言われてるかもしんないけど、これ見てきて」
渡されたメモには、礼ちゃんに見てきてほしいって言われたことも書いてあるし、それ以外にも結構書いてあった
「りょーかいした」
沢村「A先輩、偵察とか出来るんスか?」
向かいに座る1年トリオ
「出来ちゃったりするのよね!私を舐めるな沢村ぁ!」
春市「A先輩って野球詳しいですよね」
「青道の野球部、家近いから小さい頃結構観に来てたし、弟が野球やってるからねー」
降谷が驚いたように「A先輩、弟いるんですか?」と聞いてくるので「いるよー!」と答える
御幸「なんでそんな驚いてんだ?」
降谷「A先輩って、妹みたいだから…」
「しっかり長女やってるけどね」
沢村「小さいしなー!性格が馬鹿っぽいし」
「沢村だけには言われたくない!!小さいしってなんだ、並だっつーの!」
沢村とギャンギャン言い合う
春市「じゃあこの前、A先輩のこと可愛いって言ってたのって」
「え!?誰が?降谷が!?可愛いって!?」
御幸「妹みてーだから?」
降谷がこくりと頷く
「うっそーん!降谷みたいな可愛くてイケメンな後輩にそんなこと言われたら照れるー!」
春市「いや、妹みたいって」
御幸「佐藤と付き合うってなったら?」
降谷「それは遠慮しておきます」
あくまで妹
春市「今までのA先輩に対する行動って妹への対応ってことだったんだね」
沢村「A先輩のこと好きなのかと…」
御幸「俺、こんな妹はちょっと」
「私だって性悪クソ眼鏡お兄ちゃんなんかいらんわ!」
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作者名:ゆこね | 作成日時:2015年8月14日 17時