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矢崎side
中村さんから涼くんに学生が付くと聞いて当日
中「胸水は利尿剤で落ち着いてる。けど心機能がいまいちでベッドで寝返り打つだけでも息切れしてる。機嫌は悪いけどそこまでない。今日から学生付くからよろしく。」
矢「了解。ちょっと学生来る前に部屋覗いとく。」
部屋に向かうと眉間にしわを寄せた本人
矢「涼くんおはようございます。苦しい？」
涼「おはよう。…ん〜そうでもない。ちょっと苦しいけど酸素があるから。ぼーっとはするけど。」
矢「そっか。何かあったらすぐ教えてね？血圧測らせてね。」
涼「寝返りひとつ打つのも一苦労だよ。おじいちゃん、おばあちゃんの気持ちがよく分かる。」
矢「血圧低いから何かあったらすぐナースコールね。ふふ、おじいちゃんおばあちゃん聞いたら喜んでくれるよきっと。」
涼「分かってる。こんなんじゃどこも行けないし苦しいから動きたくない。今日リハビリ入ってる？」
矢「あ、そうそう。手と足両方入ってるよ。」
涼「手のリハビリ最初はいちごあったから頑張れたけど今は無理。病院食じゃ頑張れない。ま、美人で優しいからいいけど。足はとりあえず痛い。」
矢「いちごはインフル治ったら終わっちゃったもんね。足はあんまり動かしてないしね。藤井先生泣きそうな顔でいつもやってるよね(笑)」
涼「あんなイケメンなのにね(笑)アイドルとかにいそう。」
朝は機嫌が良かったけど
他の患者さんのラウンドしてると
「矢崎さんちょっと涼くんの部屋行ける？中村さんが対応してくれてるみたいなんだけど学生と揉めてるみたいで。」
急いで部屋に向かうとカーテンの中から声が
学生が身体拭きをするって言ってたんだけど
他の患者さんの対応をしてて入れなくて
中村さんに託した
涼「…も〜！…だから嫌だって！…はぁっ…はぁっ…ん〜…寒い…」
学「でも…」
中「学生さんちょっといい？」
ちょうど2人がカーテンが出てくるとこだった
中「ごめん、涼くん怒らせちゃったから中入ってもらってもいい？身体拭いてあげてほしい。」
状況が掴めないままカーテンの中へ入る
矢「涼くん大丈夫？あら…これは寒かったね。ちょっと温めて来るから毛布で我慢出来そう？」
中へ入ると原因は明らか
服は脱がせたままでベッドシーツには大きな水溜り
温めたあろうタオルも冷たくなってしまってる
これじゃ怒るのも無理ない
部屋の温度を上げ部屋を出る
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莉 緒(プロフ) - 紫苑さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けると励みになります。紫苑様の作品も覗きに行かせていただきます！ (2018年3月18日 14時) (
レス) id: e4f5299470 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 最近更新を再開されたようで嬉しいです。私も拙いながら病系の小説を書いているのでとても勉強になります。これからも頑張ってください！ (2018年3月18日 3時) (レス) id: 4e7d8f7331 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜 - 国試頑張ってください次の話も楽しみにしてます (2017年1月12日 23時) (レス) id: e858ccedd8 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜 - 国試頑張ってください次の話も楽しみにしてます (2017年1月12日 23時) (レス) id: e858ccedd8 (このIDを非表示/違反報告)
だいきんぐlove - 莉 緒さん» はい!そうさせていただきます!それと国試頑張って下さい!次の更新ずっと待ってますね(*>_<*)ﾉ (2017年1月12日 17時) (レス) id: d2c0a6433b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉緒 | 作成日時：2016年12月27日 23時
