第八話 ページ9
土井said
乱太郎「それがぁ！ きり丸「聞いてくださいよ！」
おぉ、食い気味だな
乱太郎の言葉を遮ってまで言おうとするきり丸をなだめると
今度はしんべヱが口を開く
しんべヱ「なんと小松田さん！」
しんべヱが言ったあと身を乗り出す三人
なんだ？
乱きりしん「「「一目惚れしちゃったんです！！！」」」
土井「一目惚れか、
あの小松田くんにとうとう春が訪れたんだな...
ん？一目惚れ？
え！？一目惚れ！？」
しんべヱ「はい！」
三人の衝撃的過ぎる言葉に、驚く前に感動してしまい反応が遅れる
私の言葉に、元気よくしかし慌てたような顔で返事をした
しんべヱに続いて乱太郎が喋った
乱太郎「最近小松田さんの様子が
少しおかしかったじゃないですか
なので本人に聞いたんです」
少しどころじゃないと思うのだが
そう思いながらも耳傾ける
きり丸「それで聞いたら、
〈小松田「...実はね
......一目惚れ、しちゃったんだぁ」
乱きり「えええぇぇぇぇえ！！一目惚れ！？」
乱太郎「あの一目惚れですか！？」
きり丸「小松田さんが...」
しんべヱ「？小松田さんって,,,
お米の種類詳しいんですね」
乱きり「だぁぁぁぁ」
乱太郎「もう、しんべヱ、お米じゃないよ
一目惚れっていうのは、一目見て惚れる
つまり一瞬見ただけで好きになっちゃうってことだよ」
しんべヱ「えぇぇぇぇ！」
きり丸「それで小松田さん、どんな人だったんですか？」
小松田「あのね、町で見たんだけど
長い長い艶やかな髪で
プルっとした桜色の唇で
眼がとっっても綺麗な色だったんだぁ」
乱きりしん「「「目？」」」
小松田「うん。青色と緑色が混ざったような綺麗な色で
吸い込まれるような目でねぇ
まるで女神様みたいな人だったよ。」〉
きり丸 って」
土井「小松田くんが...」
頬っぺたをほんのり赤く染めて
うっとりしながら話してましたと乱太郎が言う
好いた相手がいるのか
ならばあの日頃の姿は納得がいくな
きり丸「じゃあ俺たちも行くか」
きり丸が隣にいる二人に目配せをする
疑問に感じて聞くとニンマリと笑って答えた
土井「行くって、どこにだ？」
きり丸「そりゃあもちろん」
皆のところにですよ！と元気に声を揃えて
三人は走っていった
あれは言う気満々だな
口止めをされてたんじゃないのか...
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花火(プロフ) - コメントありがとうございます！自分の推しは善法寺伊作です！オチへの意見ありがとうございます(*^.^*) (2021年8月30日 16時) (
レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
K - 面白い作品です！作者さんの推しは誰ですか？自分は土井先生と小松田さんかな。おちは主人公の年齢考えると小松田さんがいいなぁ。 (2021年8月30日 15時) (レス) id: 0a3c517d7c (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - 黒カビさん» コメントありがとうございます！ (2021年8月29日 11時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
黒カビ(プロフ) - 面白いです！ (2021年8月29日 10時) (レス) id: b236fc8679 (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - エノさん» コメントありがとうございます！そうです！あの不運大魔王ですwオチに小松田くんか利吉さんですねご意見ありがとうございますm(__)m (2021年8月28日 21時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火 | 作成日時：2021年8月16日 8時
