第四十五話 ページ46
A『...んぐ』ﾊﾟｸ
うぅぅ豆腐だぁ泣
兵助「どうだ？A！」
A『お、美味しいです』
これ全部食べなきゃいけないのか
一丁の豆腐を前に私は絶望していた
なんで皆、そのまま食べれるの？(引)
A『んぐ、むぐ』ﾊﾟｸﾊﾟｸ
はぁ、やっと食べ終わった...
この豆腐、なんか味が濃いっていうか豆が押し寄せてくる
普通の豆腐じゃない
全員「ごちそうさまでした！」
兵助「A、俺が作った豆腐、どうだった？
感想を聞きたいんだ...！」
A『えっと、豆腐自体の味が濃くて
普通の豆腐とはまた違う美味しさがありました...』
兵助「そうか！良かった！
今回はAが来てくれるからできるだけ一番美味しいのを
食べてもらいたかったんだ」
うわうれしそ
正直、豆腐と罪悪感でお腹も心もいっぱいだ
A『あ、ありがとうございます』
死の豆腐パーティーは皆が笑顔で終わりを告げた
私を除いて
それから片付けを始めた頃
ようやく視線の正体に気付いた
タカ丸「...」ｼﾞｰ
なんかめっちゃ見られてる...！
既視感...！
タカ丸「あのさ！」
A『！？』
この声、まさか！
え、嘘でしょ！？
タカ丸「僕、ずっと言おうと思ってたんだけど
君の髪を結わえさせてほしいんだ！
あ、もちろん嫌なら諦めるし、どうしてもって訳じゃ...って
あれ？聞こえて、る？」
金髪の人の声は私の耳を右から左へ抜けていった
それどころじゃなかったからだ
ユー○タス・キッド！
○トム！
鋼鐵○蛍！！
及川○！！！
タカ丸「...大丈夫？」
A『！』
ヤバい、聞いてなかった
A『ダイジョウブデス』
タカ丸「(本当かな...)」
A『ナンノゴヨウデスカ』
タカ丸「(なぜ片言？)
えっとね、君の髪を結わえさせてほしい、んだけど
いいかな？」
え、髪？？
結わえさせて？？？
私が反応に困っていると一年生の子が教えてくれた
へぇ〜もともと髪結いしてたんだ
まぁ、結ってもらうだけなら...でも
A『...いいですよ
ただし、前髪はさわらないでください』
これは絶対
タカ丸「わかった、ありがとう！」
私の出した条件に優しく頷き、金髪の人は櫛を取り出した
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花火(プロフ) - コメントありがとうございます！自分の推しは善法寺伊作です！オチへの意見ありがとうございます(*^.^*) (2021年8月30日 16時) (
レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
K - 面白い作品です！作者さんの推しは誰ですか？自分は土井先生と小松田さんかな。おちは主人公の年齢考えると小松田さんがいいなぁ。 (2021年8月30日 15時) (レス) id: 0a3c517d7c (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - 黒カビさん» コメントありがとうございます！ (2021年8月29日 11時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
黒カビ(プロフ) - 面白いです！ (2021年8月29日 10時) (レス) id: b236fc8679 (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - エノさん» コメントありがとうございます！そうです！あの不運大魔王ですwオチに小松田くんか利吉さんですねご意見ありがとうございますm(__)m (2021年8月28日 21時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火 | 作成日時：2021年8月16日 8時
