第三十三話 ページ34
面食らったうどんと
しょんぼりしてたのと、少し驚いた顔の双子
三人を無理矢理追い出して
髪の毛の残り少ない水気を布で拭き取り、布団に倒れこんだ
疲れた
あんなにしゃべったの久々だ
精神的疲労がすごい
A『...早く寝よ』
瞼を閉じていれば眠気は忍び込むかのようにやってきた
ーーーーーーーーーーーーーーーー
それから一週間が経った
あれ以来キャラとの関わりはなく
5年生ですら話すことはなかった
私にとって平穏で、まさに目指していた
目立たず、ひっそりと黙々と仕事をこなすことが
できていた
学園の事務仕事、おばちゃんの手伝いに慣れてきた頃
それは起きた
A『おはようございます』
小松田「おはよう！」
吉野「おはようございます
Aさん、学園長先生が呼んでいるので
庵に行ってください」
学園長先生が？
何かやらかしたかな？
A『わかりました』
あ、場所わかんない
A『場所って...』
吉野「ヘムヘムがいるので大丈夫ですよ」
ヘムヘム？？？
ヘムヘム「ヘムゥ！」
A『！』
声のした方を見れば頭巾を被った
A『....犬？』
ヘムヘム「ヘム！」
鳴き声のおかしい犬がいた
うっっおビックリしたぁぁ
A『あ、あなたがヘムヘム？』
ヘムヘム「ヘム、ヘム！」
分かる訳がないはずなのに
聞けば頷きながら答える犬
ヘムヘム、ヘムヘム
....ヘムヘムかぁ、すごいクセ強い犬だなぁ(遠い目)
ヘムヘムは庵まで連れてってくれた
人の言葉が理解できるようで
人とできるだけ会いたくないと言ったら
頷いて、向いていた方と反対側を向いて歩きだした
この犬すげぇ！！！
ーーーーーーーーーーーーーーーー
A『お、ついた』
少ししてヘムヘムは止まった
庵、学園に来て以来だ
A『失礼します』
中には学園長先生がいて
ヘムヘムは当然のように先生の隣に行った
あれ？
A『学園長先生？ヘムヘムって...』
学園長「あぁ、わしのペットじゃ、
いつも共に過ごす相棒でもある
お前さんが来たときは空いている部屋を掃除させていた」
へぇ〜
A『そうだったんですね
ありがとうヘムヘム』
ヘム「ヘム！」
学園長「仕事はどうだ？慣れたかの？」
A『はい、皆さんが優しく教えてくださるので
慣れてきました』
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花火(プロフ) - コメントありがとうございます！自分の推しは善法寺伊作です！オチへの意見ありがとうございます(*^.^*) (2021年8月30日 16時) (
レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
K - 面白い作品です！作者さんの推しは誰ですか？自分は土井先生と小松田さんかな。おちは主人公の年齢考えると小松田さんがいいなぁ。 (2021年8月30日 15時) (レス) id: 0a3c517d7c (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - 黒カビさん» コメントありがとうございます！ (2021年8月29日 11時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
黒カビ(プロフ) - 面白いです！ (2021年8月29日 10時) (レス) id: b236fc8679 (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - エノさん» コメントありがとうございます！そうです！あの不運大魔王ですwオチに小松田くんか利吉さんですねご意見ありがとうございますm(__)m (2021年8月28日 21時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火 | 作成日時：2021年8月16日 8時
