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第三十話 ページ31

おばちゃん「Aちゃん、もう食べていいわよ」


A『...はい』



朝ほどではなかったが

夜もきつかった

こうなったら比較的にやりやすい注文を取る方が良いのかもしれないが

キャラに関わりたくない


ぜっっったい関わりたくない


おばちゃん「はい、A定食」

A『ありがとうございます』



あれ、量が少ない







はっ!...まさか


おばちゃん「Aちゃん、食細いでしょ?」


おばちゃん...!


寺でご飯の取り合いになることが多く、

喧嘩にならないよう和尚様がよくあげていた


私もあげていたので、いつの間にか食べれる量が少なくなっていて

今日の朝御飯、昼御飯を食べきるのに少し苦労した


それをおばちゃんは見抜いていたのだ


好感度がとどまることを知らねぇ!


A『ありがとうございます...!』


おばちゃん「どういたしまして」



ふふっ

どこで食べようかな




おばちゃん「(そうやっていつも笑えばいいのにねぇ)」



ーーーーーーーーーーーーーーーー



A『ごちそうさまでした』


おばちゃん「はいよ、明日もよろしくね」


A『はい、よろしくお願いします

おやすみなさい』


おばちゃんと挨拶を交わし食堂を出る


長屋に戻るか

A『はぁ』



思わず溜め息が出てしまう


相手が善意でしてくれたであろう行動に対して

突き放すようなことを言った

気まずくしたのは私...


重くなった足取り、気分を軽くするために感覚を研ぎ澄ます









耳を澄ませば自分の歩く音と虫の鳴き声だけが周りに響き

息を吸えば澄んだ夜の匂いが鼻腔をくすぐる

吹く風も心地いい

これだけで憂鬱な気分は少しましになる





途中で誰にも会わず、部屋についた


布団を敷いて寝巻きに着替える


お風呂は....もう行くか


ーーーーーーーーーーーーーーーー




人は誰もいなかったので貸切状態だった

今夜は気持ち良く寝れそう



部屋に戻って床に布を敷く

私は髪が長いので乾くまでも長い

(※三つ編みで太ももくらいあります)


襖を背にして髪の毛を布の上にのせたら、あとは待つだけ



A『ふぁぁぁ』


やば、眠気が...



トントン

...誰か来たみたい




雷蔵「僕、えっと、不破雷蔵なんだけど少しいいかな」

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設定タグ:忍たま , 転生 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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花火(プロフ) - コメントありがとうございます!自分の推しは善法寺伊作です!オチへの意見ありがとうございます(*^.^*) (2021年8月30日 16時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
K - 面白い作品です!作者さんの推しは誰ですか?自分は土井先生と小松田さんかな。おちは主人公の年齢考えると小松田さんがいいなぁ。 (2021年8月30日 15時) (レス) id: 0a3c517d7c (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - 黒カビさん» コメントありがとうございます! (2021年8月29日 11時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
黒カビ(プロフ) - 面白いです! (2021年8月29日 10時) (レス) id: b236fc8679 (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - エノさん» コメントありがとうございます!そうです!あの不運大魔王ですwオチに小松田くんか利吉さんですねご意見ありがとうございますm(__)m (2021年8月28日 21時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花火 | 作成日時:2021年8月16日 8時

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