検索窓
今日:7 hit、昨日:36 hit、合計:82,221 hit

第二十二話 ページ23

勘右衛門said

あの子が風呂へ行く姿を見て


やってしまったと思った


初対面でこれは...

嫌われたかもしれない


でも、それ以上の"何か"があった気がする



朝起きて、すぐ謝罪も込めて朝ご飯に誘おうと思ったのに


部屋はすでにもぬけの殻だった


とりあえず食堂に行ってあの子が来るのを待っていた



そこにもいなかったから


けど全然来なくて時間だけが迫ってくる


皆はもう食べ終わってしまっていて


これ以上は待てないと席を立ったとき、あの子の声が聞こえた


声がした方を見れば


勘右衛門「...!」

八左ヱ門「勘右衛門?」


あの子が楽しそうに食事する姿がそこにあった





え?



俺達と話してたときとなんか違くないか?


なんでそんな楽しそうなんだ?


なんで?


八左ヱ門「....えもん、勘右衛門」


勘右衛門「!、」


八左ヱ門「大丈夫か?どうした」


勘右衛門「、あぁ、いや、あそこにAがいるなって」



俺の言葉と共に気づき少し驚く八左ヱ門は

声をかけるか?と聞いてくる


勘右衛門「....そうだな」


兵助「勘右衛門、朝からずっとあの子を探してたもんな」笑


三郎「謝るなら早い方がいいぞ」


茶化す兵助と三郎の言葉が頭に響く




そうだ、ずっと探してたんだ

謝りたいと思ってた

それで、改めてよろしくって言おうと思ってたんだ



なのになんだろう

このもやっとしたのは


そのせいか、わざとらしく


勘右衛門「あ、Aだ」


なんて口から出てしまった



A『!?』



なんでだろうな





ーーーーーーーーーーーーーーーー




鉢屋三郎は知らない

他人を寄せ付けようとしない感じとは

キャラに関わりたくないだけであること


尾浜勘右衛門は知らない

それ以上の何かとは

ただただ関わって欲しくないという女心ならぬオタク心であることを

第二十三話→←第二十一話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
155人がお気に入り
設定タグ:忍たま , 転生 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

花火(プロフ) - コメントありがとうございます!自分の推しは善法寺伊作です!オチへの意見ありがとうございます(*^.^*) (2021年8月30日 16時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
K - 面白い作品です!作者さんの推しは誰ですか?自分は土井先生と小松田さんかな。おちは主人公の年齢考えると小松田さんがいいなぁ。 (2021年8月30日 15時) (レス) id: 0a3c517d7c (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - 黒カビさん» コメントありがとうございます! (2021年8月29日 11時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
黒カビ(プロフ) - 面白いです! (2021年8月29日 10時) (レス) id: b236fc8679 (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - エノさん» コメントありがとうございます!そうです!あの不運大魔王ですwオチに小松田くんか利吉さんですねご意見ありがとうございますm(__)m (2021年8月28日 21時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:花火 | 作成日時:2021年8月16日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。