第二十話 ページ21
「はい、B定食」
『ありがとうございます』
人が落ち着いたので食べてよしとなったが、さてどこで食べよう。
てっきり座る場所が学年ごとに決まってるとか、あると思っていたけど
おばちゃんからはどこでもいいと言われた。
どうやらそういうのはないらしい。
「A」
ム、パワハラわかめの予感。
『はい』
声のした方へ振り向けば、既に座って食べている土井先生と小松田さんがいた。
パワハラわかm、ｳｩﾝ。土井先生は立ち尽くす私を見かねて、声をかけてくれたようだ。
「良かったらこっちで一緒に食べないか？」
先生が誘ってくださっている...けど。
気持ちは嬉しいが小松田さんは良いのだろうかと、
思わず見てしまう。
「あ、僕大丈夫ですよ」
『そう、ですか...ではお言葉に甘えて』
土井先生と向かい合っている小松田さんの隣に座らせてもらった
A『いただきます』
おばちゃんの大声は聞こえて...こないな
あれ聞くとすごいビックリするんだよね
食べ始めるのは私で最後みたい
この二人ももう半分食べ終わっている
おかずに手をつけようとしたとき土井先生に話しかけられた
私まだ食べてないんですけど？？
土井「すまないな、呼び止めてしまって」
A『いえ、迷っていたところだったので
誘っていただけて嬉しかったです』
おかずと共にご飯を口に運ぶ
んーうまい
いつもより苦労したから余計美味しく感じる
そういやどうして呼ばれたんだ？私
土井「それならよかった、ちょうどこれから君の仕事について
小松田くんと話そうとしていたんだ」
あ、そっかこの隣の小松田さんと事務の仕事するんだ
あれ？あと一人誰かいたような....?
小松田「吉野先生とは会いましたか？」
あ、あぁぁ〜それだその人
吉野先生だ
A『はい』
土井「あぁ、小松田くんには言ってなかったな」
そう言って土井先生は小松田さんに昨日のことを説明する
小松田「へぇ〜〜、じゃあもう先生方と会ったんですね」
A『そうです』
ほのぼのとした平和な時間が流れていく
キャラと絡まないよう裏手に回っていたけど
土井先生に呼ばれたときは少しヒヤッとした
身構えてしまったが土井先生と小松田さんは受け入れてくれたし
大丈夫かな
緊張が解けそうになったとき、頭上から声がした
勘右衛門「あ、Aだ」
A『！？』
少し見上げると5年生御一行がいた
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花火(プロフ) - コメントありがとうございます！自分の推しは善法寺伊作です！オチへの意見ありがとうございます(*^.^*) (2021年8月30日 16時) (
レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
K - 面白い作品です！作者さんの推しは誰ですか？自分は土井先生と小松田さんかな。おちは主人公の年齢考えると小松田さんがいいなぁ。 (2021年8月30日 15時) (レス) id: 0a3c517d7c (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - 黒カビさん» コメントありがとうございます！ (2021年8月29日 11時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
黒カビ(プロフ) - 面白いです！ (2021年8月29日 10時) (レス) id: b236fc8679 (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - エノさん» コメントありがとうございます！そうです！あの不運大魔王ですwオチに小松田くんか利吉さんですねご意見ありがとうございますm(__)m (2021年8月28日 21時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火 | 作成日時：2021年8月16日 8時
