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5話 ページ5

奈々side

俺と2人になるのそんなに嫌なのかな
相当嫌われてるんだなぁ
悲しいけど仕方ないか…

な「…落ち着いた?」
る「はい…すみません」
な「ううん、俺の方こそごめんね、部屋の場所わかんなくてさw」
る「え」
な「なーんも覚えてない」
る「…ふふwそうなんですね、行きましょう」

笑ってくれた!?!?!?
いや可愛いなおい
ふにゃってした感じの
あーもう可愛い癒しだ

な「ありがとぉ」

俺の部屋は2階の1番奥だった
部屋のドアを開けようとしたらるぅとくんが止めた

な「どうしたの?」
る「…思い出さないでください…」
な「?」
る「今の奈々様がいいです…」
な「また様って言った、お兄ちゃんとかなーくんとかもうちょっと家族っぽく呼んでよー」
る「なーくん…」
な「うん!」
る「僕は優しいままのなーくんがいいです」
な「そんなすぐには思い出さないでしょ」
る「…」

そう言って部屋のドアを開ける
中はすっっっっごい不気味だった

な「いや何ここ」
る「なーくんの部屋です」
な「絶対良くないじゃん…」

カーテンは締め切っていて電気も付かない
多分電球が切れてる
ん?あ、記憶喪失ってなんでもかんでも失うわけじゃないのか
基本的な事は分かるし…

な「いや暗いなほんとに」

廊下の明かりを頼りにカーテンまで行って開ける

な「汚ったな!」

服は散らばってるしなんかよく分かんないティッシュめっちゃ落ちてるし変な臭いするしベッドの下からそういう本がこんにちはしてるし…

な「嘘でしょ…今までの俺はこんなところに住んでたの…?」
る「はい」
な「体調悪くなるわ…」
る「大丈夫ですか?」
な「ちょ、片付けるから1回部屋行ってて」
る「病み上がりなんだから気を付けてくださいよ」
な「大丈夫だって」
る「分かりました」

これはやばいな…

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紗奈(プロフ) - stxxxにタグを変えてください (2022年9月30日 0時) (レス) id: f13dba8896 (このIDを非表示/違反報告)
*ゆうらまる*(プロフ) - 奈々様にそんな思いがあったなんて… (2022年9月11日 10時) (レス) @page29 id: 394490a509 (このIDを非表示/違反報告)
*ゆうらまる*(プロフ) - この話好きです!更新待ってます! (2022年8月17日 16時) (レス) @page5 id: 394490a509 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユキ遊び | 作者ホームページ:ないですっ!  
作成日時:2022年8月13日 10時

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