バ・ト・ル!〈紅葉コンビのターン〉 ページ8
またその周辺をうろついていると。
「ねぇ!君達、双子でしょ?」
誰かが私たちに声をかけてきた。
葉「そうだけど・・・」
すると、相手が言った。
「だよね!私たちも双子なんだけどさ、双子同士、バトら
ない?2人で!」
・・・え?この人達・・何なの・・・?
すると。
「あ、そうだよね!まだ自己紹介してなかったよね!私は楠木
朝陽!こっちは夜月!」
「どうも・・・」
明るくてフレンドリーでうるさいのが朝陽、静かで落ち着い
てて眠そうなのが夜月か・・・
・・・って。
「今私、何にも言ってないんだけど・・・」
そう言うと、朝陽がニコッと笑って言った。
「私、人の心が読めるんだよね〜・・あ、夜月は人の雰囲気
・・・オーラ?が見えるんだよ〜」
それを聞くと、紅がおもむろに言った。
「呪文言わなくても発動するのか・・・?」
確かに。それっぽいのは言ってなかったような気がする。
朝陽はまたも笑って言う。
「言ったよ?ちゃんと。バトらない?2人で、って」
それ呪文なのか・・・
「まあ、みんなそう思うよ」
て言うか、バトらないの?
「うん、やっぱやめた!それよりさ、名前!何ていうの?」
この人、マイペースだな・・・
でも悪い人じゃなさそうなので、自己紹介はする。
「私は桜 沙來。」
「僕は秋野 葉。こっちは紅で、僕が弟。よろしくね」
朝陽は笑って頷き、言った。
「沙來ちゃんと紅くん、葉くん・・・紅葉か。よろしく!」
「・・よろしく・・・」
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作者名:しろいゆき | 作成日時:2018年1月22日 21時