え、なんか森山に睨まれてるんだけど。【黒バス*海常*season5】

いややばい駄文 ページ15

森「それって俺と同じ…？」


涼しげに、それでも射抜くような森山の目。自然とわたしは目線を逸らし地面を見る。


森山の目…見れない。



あ「小堀だって好きだよ…笠松だって好きだよ、早川くんだって、いちお黄瀬くんだって嫌いじゃないから好きだよわたし…」


源さんだってさよりんもそよちゃんも田中くんもみっちょんも高橋くんもほかのみんなも…仲いい人みんなわたしは好きだから。


そもそも森山がわたしに対して言う好きってどういう好きなのかわかんないもん……わたしと同じ好きかなんてもっとわかんない。



森「…その中に俺も入ってる?」


あ「そりゃあ 好きだもん入ってる」



…違和感。


森山に対しての好きと、ほかのみんなに対しての好きが…なんとなく違う。



あ「やー待って…！わたし森山のこと思ってるほど好きじゃないのかもしれない…!!」


森「は！？」


あ「いやもうわかんないよこの話終わりにしないー!?ていうかわたしの家着く！！」


小走りに家に向かい走ったわたし。



森「え、おい!!ちょっと待てA！」


あ「なーにー！」



少しだけ開けた距離…いつもより大きめに声を出した。




＿＿＿＿＿俺のこと…嫌いならそう言ってくれ。




森「…転ぶなよー！」


あ「こんな近距離で転ぶかばかー！じゃあねまたー！」




＿＿＿＿＿＿＿＿森山の小声…聞こえたよ。




わたしは家に入った。


てっぺーのおかえりの言葉にただいまと静かに応えた。

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