え、なんか森山に睨まれてるんだけど。【黒バス*海常*season5】

勘違いさせてもうこの子はっ ページ13

「「「「「は？」」」」」


あ「え」


なんでみんなしてわたしを見てるのなんでなの？なんでなの！？




笠「や…え、おまっ…え!?」


黄「結婚！？結婚…！？」


早「まさか先輩たち…そういう関係だったんすか!!」


森「いや違うだろ!!落ち着かんといかんぜみなさん!?」


あ「ちょっと待って森山も落ち着いてー！？」



みんなの空気に乗ってわたしまで訳もわからず動揺し始めてしまった。


というかなんでみんなあわあわし始めたのなんでなの！？



小「ちょっとみんな黙ろう？ていうかたぶん勘違いだから。A」


あ「はいよ!?」


いきなりの固有名詞にびっくりするわたしをよそに小堀は淡々と進める。



小「『俺もいいよね』って言ったけどどういう意味で言ったの？」


あ「ほ?小堀の性格も羨ましいなーいいなーって意味よ！」



そう答えたわたしをジトーッと見つめる小堀以外の面子はなに？なんなの!?わたしなにかしたー！？


たじろぐわたしから視線をはずして他の男たちに小堀は言った。



小「ほらわかったでしょAはこんなんでしょ」


あ「おいちょっと？どういう意味ー!?」



どうもこうも皆に聞いてみなさい、とオカン口調で小堀が言うけどなにを聞けって言うんですか。とりあえずてきとうでいいですかこの場合許されますよね、ねー!?でも待っててきとうって言ってもなにを言えばいいの!?


もう若干どころではないパニック状態のわたしはすがるように小堀を見つめた。



小「はぁ…、皆は『小堀もいいよね』ってAの発言にどう思った？」


ため息つきながらも結局は面倒を見てくれる小堀大好き。もうわたしの家に来て第二のオカンになってほしいくらい大好き愛してるー！！



あ「…って、そのことでなんか勘違いするようなことあった!?」


小堀の性格いいよね素敵だよね憧れるよね羨ましいよね以外の意味ってなくない!?





・





(文脈繋げるんじゃねーよ…)

(ほんとッスよ!!Aセンパイが小堀センパイを旦那さんに考えてるものかと思った!!)

(うえー!?小堀大好きだけどそこまでの考えには至らない！)

(ほらそうやって大好きとか言うから勘違いするんだぞ俺ら)

(まあ慣れるしかないよね仕方ない)

(まじで！まじでびびったっすお(れ)!!)

(そうみたいだね早川くんいつも以上になんか荒い)

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