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第4話 ページ5

sideジュリア

昨日は、ディオが家に来たばかりだったから、何もできなかったけど...
「今日は沢山お話できるといいな...」

コンコン

「ジュリア、今大丈夫かい?」

この声は...
「うん...どうしたの?」
ディオだ、何しに来たんだろう?

「これからこの街を回ろうと思っているんだが、一緒に行かないかい?」

「この街を?じゃあとうさんに聞いてこないと...」
勝手に行くと叱られちゃうし...

「それはもう聞いているから大丈夫だ、君の友達も紹介してくれよ」

「そ、そうわかった」
友達の紹介か...エリナ、いるかな?




sideディオ

これでこいつから情報を書き出すことができるな、それにしても少し外に出かけるだけで執事が付いてこようとするなんて、どれだけ過保護なんだ...

「ねぇ、ディオ?」

「ん?なんだい?」

「今日、ボクシングの大会があるって聞いたんだけど、そっちの方がディオにとっては楽しいと思うんだけど...」

ボクシングか、この街での味方を作るには良いかもしれんな、
「それも楽しそうだ、君の友達に会ってから行ってもいいかい?」

「うん、いいと思うよ?」

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作者名:ソテル x他1人 | 作成日時:2022年5月29日 21時

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