おとなりさん*38 ページ3
ちょっと、
喋りすぎたかな…。
斜め前に座ってる安田君が
目を丸くしたまま口を開けて、
静止している。
安「Aちゃん……。なんやの…?」
えっ?
私気に障ること言ったのかな…
安「めっっっちゃ、嬉しいねんけどー!!!」
いきなり大声で
そう言ったから、
私達のテーブルに持ってきてくれるであろう、
オムライスと定食を運んでいる女の店員さんが
びっくりしながら
笑顔で料理を持ってきてくれた。
大「やすっ!!
声大きすぎるわ!!
店員さんびっくりしてるやん。」
安「だって、嬉しいねんもん。
あっ、おおきに!♪」
店員さんに満面の笑みでお礼する安田君。
よかった。
変なこと言ったのかと思った。
安「Aちゃん、ありがとう。
そんなこと言われたことないから
めっちゃ嬉しいわ。」
A『よかった。
変なこと言って一瞬、
怒らせちゃったかと思った』
み「良かったねー安田君♪」
安「うん!♪」
大「Aちゃん優しいな。」
A『…いや、ほんとに思ってることだから』
安「も〜Aちゃん好き!!!」
A,大『「えっ!?」』
私と大倉君が同時に声を揃える
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作者名:サリー | 作成日時:2016年4月13日 15時