おとなりさん*37 ページ2
大「はは(笑)……なぁ?
Aちゃんはどう思う?」
さっきから愛想笑いのように笑ってた私に
大倉君が話しかけてきてびっくりしたけど、
なんの話???
A『…え?あっ、ごめん。…なんの話?』
み「え!?A聞いてなかったの?
安田君になんで彼女ができないかって」
安「Aちゃーん!切実な悩みやねん!
聞いとってよ〜。
Aちゃんはなにが原因やと思う?」
大「だから言うてるやん。
さっきのダジャレみたいに時々寒いこと
言うから冷めるんやって(笑)」
安「たっちょんに聞いてへん!」
A『……ふふっ。(笑)』
安「…ちょい。
Aちゃんまでバカにしてるやろ〜」
A『違う、違う。なんかさ、
そこが安田君の良いところだなって思って♪』
安「え?」
目を丸くして私を見つめる安田君。
A『安田君って盛り上げ上手だし、
明るくて喋ったら誰とでも仲良くなれるでしょ?
さっきのダジャレだって
…。まぁ、寒いけど(笑)』
安「……寒いんや。」
大「(笑)」
A『…(笑)でもね、高1の時から
クラス一緒だから分かるよ?
みんなが安田君!安田君!って周りにいつも
人がたくさんいて…
性格とか人柄とか、素敵なんだな。って
みんなから愛されてるんだなって』
安「Aちゃん……。」
A『だから、そんな安田君のことを
心の底から好きだっ!て思ってくれる人
すぐに現れると思うよ?』
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作者名:サリー | 作成日時:2016年4月13日 15時