検索窓
今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:613,111 hit

失くした愛…。 ページ17

こんな風に、ミンスのことを誰かに話すのは初めてで…
口に出してみると、わたしは自分が思うよりもずっと…
ずーっとずーっとミンスが大好きだったことを、改めて痛感した…。

どんなに辛くても、寂しくても、
夜が訪れて、日が昇って、また新しい一日が始まる…。

もう…子供じゃなから…。

いつまでもしくしくはしていられないし、
やらなきゃいけないことも盛り沢山で…
だけどそれを理由に思い出さないようにも出来るし、忘れたフリも出来る…。

ミンスと別れてから今日まで…ずーっとそうしてきたけど…。

思ったよりも…
自分の中の、とっても大切な…大きなものを、わたしは失ってしまったんだ…
って気が付いた…。

「はぁーーーーーっ…。」

DH「??(笑)」

「もー…やだ。」

DH「ぇ?(笑)」

「やだやだやだやだやだーーー!」

DH「なにが(笑)どうしたんだよ(笑)」

「こんなの…ドンヘに見られたくなかった!」

DH「!?(笑)」

「ドンヘが余計なこと言ったからこんなことに…」

DH「オレのせい!?(笑)…なんで…(笑)」

「6年も一緒にいたのに…それが突然…好きな人出来ました…。赤ちゃんも出来ました。結婚しますって…ビックリしないわけないでしょー?(泣)」

DH「…(笑)お前がなんか…知ってる^^みたいな感じだったから(笑)」

「そんなことまで知らなかったもん!」

DH「…(笑)…ごめん…(笑)」

「なんでドンヘが謝るのー(泣)」

悲しいのか、可笑しいのか、もう何が何だか分からない涙。

泣きながら笑って、笑いながら泣いて…。

「今日は飲んで忘れろ」ってドンヘが言って、
次々と運ばれてくるお酒をわたしにお酌してくれる。

その昔…わたしはこのヒトに失恋して泣いたことがある。

あの時は、もうこの世の終わりだって思ってた。

何もかもなくなってしまえばいい…って思ってた。

「好き」とも伝えられないまま、
キスをしたことも、手を握り合ったことさえなかったのに…。

何がそんなに悲しかったんだろう…。
…でも、あれもあれで、すごく悲しかった…。

初めて好きになったヒト…。

初めて失恋をしたヒトの前で、大きな愛を失くして泣きじゃくるわたし…。

時が過ぎるって…
大人になるって、本当に不思議だなぁー…。

気が抜けたわたしは、さっきまでが嘘みたいに体中にアルコールが回った…。

真っ直ぐ座ってられないわたしを見て、「そろそろ行くか」とドンヘが言った。

ふらつく足取りでなんとかお店を後にした…。

帰りたくない…。→←居られないから…。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (387 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
593人がお気に入り
設定タグ:superjunior , ドンヘ , Donghae
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

どんちゃん(プロフ) - 最高です♪この小説のファンになりました///更新頑張って下さいね! (2013年4月24日 2時) (レス) id: 140061aa42 (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - もうきゅんきゅんです♪ すれ違いからのお互いをわかって同じ気持ちになれた 素敵です (2012年12月24日 6時) (レス) id: 709aae1201 (このIDを非表示/違反報告)
taimama(プロフ) - 幸せ過ぎます(^.^)梨子さんありがとう☆ (2012年12月21日 17時) (レス) id: 0a927acfca (このIDを非表示/違反報告)
ひょっくん(プロフ) - クリスマス+バラ+ドンへ=キュン死 (´ω`) (2012年12月21日 14時) (レス) id: abb7f299fb (このIDを非表示/違反報告)
みーな - やーん(//∇//)幸せ~♪ (2012年12月21日 14時) (レス) id: b178aed2c9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:梨子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2012年11月21日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。