涙の海…。 ページ15
余計なことを聞いたわたしが悪い…。
パニックでどうにかなりそうな自分を一生懸命抑える…。
DH「A…?」
「大丈夫。大丈夫。全然。」
DH「………」
「平気。」
声は、しっかり出せるのに…。
俯けば…瞬きをしたら絶対に零れてしまいそうな涙。
唇をぎゅっと一文字に結んで堪えるけど…。
目の前にいるドンヘが…溺れてしまいそうなほど視界がぼやける…。
「ご…めん…(泣)」
両手で顔を隠して俯いたら、どこからこんなに?って言うくらい、
涙が溢れ出た。
「…っ(泣)ふ…」
声を堪えようとして、息が上手く出来ない。
いつドンヘが立ち上がったのかさえわからないけど、
背中に、そっと温もりを感じた…。
「……ごめん゛(泣)」
DH「………」
何も言わないで背中を摩るドンヘ。
「…はぁ…ごめん…(泣)もう…大丈夫…。」
どれくらい泣いてたかはわからないけど、一頻り泣いて少し落ち着きを取り戻したわたし。
DH「…ほんとに…?…大丈夫…?」
真横で聞こえるドンヘの…低い…甘い声…。
「ん。大丈夫…^^」
顔を上げたら、すかさずドンヘの手が伸びて、わたしの涙を拭った。
「!?(汗)」
思わず後ずさる体。
DH「何だよ(笑)」
「だって…(笑)」
DH「??(笑)」
「もう大丈夫。あっち戻って(笑)」
DH「…(笑)」
ぐすんぐすんする鼻をすすりながら、再び目の前に座ったドンヘと目が合う。
「お恥ずかしいところをお見せしました。」
DH「…全然^^(笑)」
「失礼しました。」
DH「なんで(笑)」
「はぁー…。ビックリしちゃった。」
DH「…ぅん(笑)オレもビックリした…^^(笑)」
「…それは…今?(笑)それともそれを聞いた時??(笑)」
DH「…(笑)両方…?(笑)」
「そっかー…。」
DH「………。」
「そっかそっかそっかー。」
DH「…^^(汗)」
「そっかそっか。」
DH「…(笑)」
「ドンヘー。」
DH「なに?」
「お酒…。もうちょっと飲んでもいいかなぁ。」
DH「…ん?…^^もちろん^^」
「ありがと^^」
酔っ払って全部…全部全部忘れてしまいたいのに、
こーゆー時って、飲んでも飲んでも酔わない…。
酔っ払って、めちゃくちゃに泣けば少しはスッキリするんじゃないか…って、
それを望んでグビグビ飲むけど…思うように回らないアルコール…。
だけど、ゆっくり…ふわふわとしてくるのは確かで…。
泣き止んでから、確信に触れないように会話をしてたわたしとドンヘだけど、
わたしから…ぽつりぽつりと話始めた…。
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どんちゃん(プロフ) - 最高です♪この小説のファンになりました///更新頑張って下さいね! (2013年4月24日 2時) (レス) id: 140061aa42 (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - もうきゅんきゅんです♪ すれ違いからのお互いをわかって同じ気持ちになれた 素敵です (2012年12月24日 6時) (レス) id: 709aae1201 (このIDを非表示/違反報告)
taimama(プロフ) - 幸せ過ぎます(^.^)梨子さんありがとう☆ (2012年12月21日 17時) (レス) id: 0a927acfca (このIDを非表示/違反報告)
ひょっくん(プロフ) - クリスマス+バラ+ドンへ=キュン死 (´ω`) (2012年12月21日 14時) (レス) id: abb7f299fb (このIDを非表示/違反報告)
みーな - やーん(//∇//)幸せ~♪ (2012年12月21日 14時) (レス) id: b178aed2c9 (このIDを非表示/違反報告)
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