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四十話 「忠誠」 ページ50

『ふふ…。
 そなた達の決意、しかと受け取った

 これからは、この弱く、脆い『王妃』を…
 隣で支えておくれ』




Aは零と奏汰の手を握り返した




零「『王妃』の望みを叶えるのが、この『魔王』の役目じゃ」




奏汰「ぼくたちは、あやなの『ため』にうごきます〜」




『王妃』、『魔王』、『深海魚』の三人は

穏やかに笑いながら、夢ノ咲学院を後にした









〜おまけ〜




奏汰「ああはいいましたけど…

  れい、あやなの『となり』はぼくに『まかせても』いいんですよ〜」




零「おやおや深海くんや、それは思い上がりというものじゃろ

  今日仲違いがなくなったお主と我輩では、Aの理解にも大きな差があるとは思わないのかや?」




バチバチッ




『はぁ…昔から、こればっかりは変わらんのう

 そこの二人とも!
 妾の話を聞け!』パンパン




帰り道、また先ほどのように火花を散らし出す二人

呆れたAは、手を叩き二人を自分の方に向かせる




『妾、久しぶりに…

 そなた達に我が家に泊まってもらおうと思っておったが…




 そんなに揉め事を起こしそうなら無理のようじゃな』




零、奏汰「「」」ピシャーン




その瞬間、零と奏汰の身体に電流が走る

そして…




零「大人気ない我輩を、許しておくれ」




奏汰「ぼくこそ、『あつく』なってごめんなさい…」




二人は謝りあった




『くくっ…
 よし、泊まっても問題なさそうじゃな』




零、奏汰「「!!」」




その瞬間、二人は花が咲いたように笑った
そして、一気に歩くスピードか速くなる




そんな二人に手を引かれながら、Aは微笑む




〜『(ようやく戻ってきた、愛しい時……

  もう、二度と失いはしない)』〜




〜零「(守ってみせる

  もう、二度と苦しみで泣かせやしない)」〜




〜奏汰「(いままでの『おくれ』のぶんまで、これから『となり』でささえましょう♪)」〜









『魔王』と『深海魚』は









この日、この瞬間に









『王妃』への忠誠を誓いました









全ては、愛する『王妃』のために



















続編行きます!

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設定タグ:あんスタ , あんさんぶるスターズ! , 愛され、逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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あやなん(プロフ) - 椿さん» コメントありがとうございます。色々と考えてしまうことはありますが、読者の皆さんに少しでも面白いと思っていただける小説をこれからも描いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 (2022年10月10日 23時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 再開ありがとうございます!!!!ずっと楽しみにしてたので嬉しいです!無理しない程度に頑張ってください!応援してます! (2022年10月10日 22時) (レス) @page44 id: a5378d014a (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 猫さん» ありがとうございます!年末年始は立て込んでいるのですが、更新できるように頑張ります! (2021年12月26日 8時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
- この作品大好きです!!更新待ってます* (2021年12月26日 2時) (レス) @page42 id: e52c580f03 (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん@飴玉中毒者(プロフ) - あやなんさん» ありがとうございます(о´∀`о) (2021年11月21日 10時) (レス) id: 23be3b705f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやなん x他1人 | 作成日時:2021年3月13日 21時

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