二十五話 ページ26
『零、スバルはいちばん仲間意識の強い子じゃ
そしてその子に、理屈は伝わらんよ
可能性が少しでもあるなら、そこへ手を伸ばす。
スバルは、そういう子じゃ♪』
零「・・・・・・ならば、よし。
時間もない、もうグダグダと無駄なことは言わんよ
遊木真はおそらく、『Knights』が【DDD】の前に特訓場所として貸し切っておった、防音練習室におる」
『今、そなたのスマホに地図を送信したから参照せよ』
零「急げよ。
すべてを掴めるほどこの世界は甘くない、迷っておればすぐに時間切れじゃ。
後悔せんように、おぬしの信じた道を突き進むがよい」
スバル「うん!
ありがとう、朔間先輩、A先輩☆」
〜おまけ〜
零「A、我輩たちの緒戦も始まる
そろそろ行くぞ」
零がAの手を掴もうとした
グイッ
『うおっ!?
どうしたんじゃ、凛月。
妾の制服の袖を掴んで・・・・・・』
凛月「兄者
Aをおいていって」
零「なに?」
凛月「『王妃』は俺たちが守るから」
バチバチと二人の間に火花が散る
嵐「(あらあら・・・・・凛月ちゃんってば、必死ね♪)」
『零、凛月、すまんが離しておくれ』
その言葉で二人は、それぞれAから手を離す
『凛月、すまんが・・・・・・。
妾は今日、『魔王』と一日を共にすると決めておるのじゃ
零、行こう』
零「うむ♪」
去りぎわに、零は一度凛月を見たが、すぐにAと共に歩きだした
〜凛月「(いつもそう・・・・・
いつもAは兄者優先)」〜
凛月は零とならぶAを見ながら思う
〜零「(凛月相手に、見栄やプライドは無意味じゃ
ただ、見せつける)」〜
零は真剣な顔で、隣を歩くAを見る
〜凛月「(まぁ、今はいいや・・・・・・♪
絶対に俺の隣にならんでもらうから)」〜
『魔王』と『黒王子』
二人の『吸血鬼』が、静かに笑った・・・・・・
〜凛月「(『王妃』は、『騎士』に守られるものだしね〜♪)」〜
〜零「(『妃』は『王』のそばにいるべきじゃ)」〜
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あやなん(プロフ) - 椿さん» コメントありがとうございます。色々と考えてしまうことはありますが、読者の皆さんに少しでも面白いと思っていただける小説をこれからも描いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 (2022年10月10日 23時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 再開ありがとうございます!!!!ずっと楽しみにしてたので嬉しいです!無理しない程度に頑張ってください!応援してます! (2022年10月10日 22時) (レス) @page44 id: a5378d014a (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 猫さん» ありがとうございます!年末年始は立て込んでいるのですが、更新できるように頑張ります! (2021年12月26日 8時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - この作品大好きです!!更新待ってます* (2021年12月26日 2時) (レス) @page42 id: e52c580f03 (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん@飴玉中毒者(プロフ) - あやなんさん» ありがとうございます(о´∀`о) (2021年11月21日 10時) (レス) id: 23be3b705f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやなん x他1人 | 作成日時:2021年3月13日 21時