三話 「魔王と王妃」 ページ3
晃牙「うがあああ!
呑気にしてんじゃね〜よ、和むな!
ぶっ殺すぞ!」
零「何じゃい、けたたましい
我輩わりと寝起きよくないから、近くで騒がれると頭痛がするんじゃけども・・・・・・?」
『妾も寝起きは低血圧じゃから、どうか騒がんでおくれ・・・・・・』
零「よぉしよし、ずいぶん放ったらかしにしとったからのう。
寂しかったんじゃろ?
おいでおいで、わんこ。
ボールを投げてやろう・・・・・・♪」
晃牙「わんこって呼ぶな!
俺様は犬じゃね〜よ、誇り高き狼なんだよ!
つうか寝起きから中二病キメちゃってんじゃね〜よ、何が『我輩』だ鬱陶しい!
吸血鬼ならよう、それらしく棺桶のなかにでも永遠に引きこもってろ!」
零「おぬしの『俺様は狼』云々も、わりとキマってると思うけどのう〜?
よしよし、可哀想なわんこ。
知っておるぞ、鬼龍くんにいじめられて尻尾を巻いて逃げ帰ってきたのじゃろ?
あの鬼っ子は火中の栗じゃ、迂闊に触れれば大怪我するぞい
生徒会なんぞより、よっぽど危うい。
噛みつく相手をまちがえたのう、わんこ?
ほぉれ、泣きべそをかいておらんでこっちにおいで。
優しい我輩が慰めてやろう、良い子良い子してやろう・・・・・・♪」
『ふふふ。
ならば、妾も頭を撫でてやろう。
こっちにおいで♪』
晃牙「ぶっ殺すぞテメ〜!
男に慰められる趣味はね〜よ!
百回殺したあと、さらに百回殺してやんよ!」
『おやあ?
ならば妾ならよいのかえ?
お〜よしよし、かわいいのう・・・・・・♪』
Aは晃牙の手をつかみしゃがませると、晃牙の頭を撫でた
晃牙「あぁああ!
A先輩、やめてくれ!」
『うう・・・晃牙は妾を拒むのかえ・・・・・・?
妾、さっき中二病っていわれなかったの、仲間はずれみたいで辛かったんじゃが・・・・・・
『我輩』が中二病なら、『妾』も同じくらいキマってると思っていたのじゃけどのう・・・・・・
零とはくらべられぬほど、妾は鬱陶しいのかえ・・・・・・?』
しくしくと、涙ながらにAは話す
ひなた、ゆうた「「あ〜あ、大神先輩がA先輩を泣かせた〜」」
晃牙「うっ、俺様は・・・・・・」
零「わんこ、我輩のAを泣かすでない。
よしよしA、我輩が慰めてやろう♪」
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あやなん(プロフ) - 椿さん» コメントありがとうございます。色々と考えてしまうことはありますが、読者の皆さんに少しでも面白いと思っていただける小説をこれからも描いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 (2022年10月10日 23時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 再開ありがとうございます!!!!ずっと楽しみにしてたので嬉しいです!無理しない程度に頑張ってください!応援してます! (2022年10月10日 22時) (レス) @page44 id: a5378d014a (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 猫さん» ありがとうございます!年末年始は立て込んでいるのですが、更新できるように頑張ります! (2021年12月26日 8時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - この作品大好きです!!更新待ってます* (2021年12月26日 2時) (レス) @page42 id: e52c580f03 (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん@飴玉中毒者(プロフ) - あやなんさん» ありがとうございます(о´∀`о) (2021年11月21日 10時) (レス) id: 23be3b705f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやなん x他1人 | 作成日時:2021年3月13日 21時