十五話 「審判」 ページ16
なずな「さてさて、皆さん静粛に!
厳正な投票の結果、本日の『S1』における各『アイドル』の得票数と順位が確定しました!
それを、今から発表しま〜す♪
得票数とその内訳・・・・・・観客の何人が何点ずつ投票したかは、後ほど夢ノ咲学院公式HPに掲示します!
興味があるひとは、そっちを見るよ〜に!
この場では、『順位』のみ発表します!
まず第五位・・・・・・つまり最下位は、『2wink』!」
ひなた「はいは〜い。
まぁそうだろうね、でもいちおう言い訳させて?
俺たちの相手はA先輩だから、負けてもしょうがない!
いつかは勝って見せるけどね!」
なずな「必死だなおまえは。
まぁ記録によるとこれが『2wink』のデビュー戦らしいし、初登場で最下位って印象悪いだろうしな〜?」
『ふふふ。
そんなことはないぞ、ひなた♪
観客の全員に問いたい。
このライブ、『2wink』は他のアイドルにくらべ、劣っていたかのう?』
Aが呼び掛けた瞬間、会場は二色に彩られた。
『2wink』のテーマカラーに。
ひなた「A先輩、ありがとう!
俺たちは、自分たちを犠牲にしてまで盛りたてたんだからね・・・・・・。
必ず勝ってよ『Trickstar』!
朔間先輩の『UNDEAD』か、A先輩の『Lilith』が勝ってもいいよ?
何でもいいから、俺たちの屍を越えていけ〜!
勝利を掴め〜!」
なずな「ところが、残念!
『UNDEAD』は、第四位〜♪」
零「うむ、予定調和じゃの。
是非もなし、我輩たちも所詮は『踏み越えられる屍』じゃのう?
『紅月』と『UNDEAD』の実力は互角、けれど生徒会の権威によって生徒からの得票を集め、『紅月』が競り勝つ
理屈どおりじゃのう、だが対バン形式によって多少は得票を奪った
我らがつぶしあうことで、互いに足下をすくわれて転び・・・・・・。
そんな我らの頭を踏み台にして、高く登りつめたものがおるはずじゃ
喝采せよ、皆の衆!
今宵の勝者に、拍手という名の祝砲を打ち鳴らすがよい♪」
『いつにも増して熱くなっておるのう、零♪』
なずな「んああ、おれの仕事をとるな!
ぜんぶ言わせろっ、結果発表はこっからが良いところ〜☆」
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あやなん(プロフ) - 椿さん» コメントありがとうございます。色々と考えてしまうことはありますが、読者の皆さんに少しでも面白いと思っていただける小説をこれからも描いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 (2022年10月10日 23時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 再開ありがとうございます!!!!ずっと楽しみにしてたので嬉しいです!無理しない程度に頑張ってください!応援してます! (2022年10月10日 22時) (レス) @page44 id: a5378d014a (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 猫さん» ありがとうございます!年末年始は立て込んでいるのですが、更新できるように頑張ります! (2021年12月26日 8時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - この作品大好きです!!更新待ってます* (2021年12月26日 2時) (レス) @page42 id: e52c580f03 (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん@飴玉中毒者(プロフ) - あやなんさん» ありがとうございます(о´∀`о) (2021年11月21日 10時) (レス) id: 23be3b705f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやなん x他1人 | 作成日時:2021年3月13日 21時